昨日OAされたウルトラマンエースの21話・天女の幻を見たには 乙女座の
精・アプラサが天女の姿で登場するのだが、実は乙女座が爆発した時にヤプ
ールから助けられた代わりに地球攻撃を強要され 拒否して醜い超獣に姿を
変えられていた。
このEPを見たときに帰ってきたウルトラマンの23話・暗黒怪獣星を吐けを
思い出した。
このEPには かに座の精の代理と思われる女・南條純子が登場するのだ。
暗黒怪獣星を吐けでは様々な星を飲み込んで巨大化する暗黒怪獣・バキュー
モンが登場するのだが、かに座が飲み込まれようとした時に怪獣・ザニカが
地球に落下し かに座の星が飲み込まれる度に苦しむという設定になっている。
そして南條純子は冒頭で日食の観測をしていた郷と丘隊員の前に突然現れ
北斗七星が消えた事を告げ、自宅に訪ねて来た丘の前で
‘北斗七星は飲み込まれてしまった。今はかに座の星が飲まれかかっている、
かに座は私の星なのだ’と花びらを千切りながら錯乱するというシーンがあった。
南條純子は霊媒のようなもので、かに座の精であるザニカの言葉を代弁して
いたようだ。
両者とも自分の住んでいた星が飲み込まれようとしたり、爆発したりして
地球に来るという共通点がある。
そしてザニカはバキューモンが倒された後に かに座に戻るし、アプラサは
エースが白鳥座に連れて行くという結末だ。
調べたら脚本が いずれも石堂淑朗で、監督も山際永三という事で作風が似る
のは仕方ないが‘同じネタを使ったな’と当時は気付かなかったが今ではしっ
かり分かるのである。