84ロス五輪サッカーアジア最終予選から40年

 今日から24パリ五輪男子サッカーアジア最終予選が始まった。

 今でこそ五輪は96アトランタからW杯も98フランス大会から連続
で出場し続けているのだが、今から40年前の昨日からロサンゼルス
五輪アジア最終予選がシンガポールで始まっていたがあえなく4戦
全敗で失敗していたのだ。

 前年の83年9月にホーム&アウェーで行われた1次予選ではフィリ
ピンに連勝し台湾とホームで2-0アウェーで1-1と引き分けた後、
ニュージーランドに連敗したものの何とか2位で最終予選に進出。

 5ヵ国が2つのグループに分かれて各グループ1位と2位チームが3
位決定戦を戦うレギュレーションで、日本はタイ・マレーシア・イ
ラク・カタールの順番で対戦するのだが強敵・韓国と違うグループ
に入っており期待は高まった。

 ところが初戦のタイ戦でいきなり0-3となり後半に入って1点返
すがPKなどで更に2失点しタイのエース・ピヤポンにハットトリッ
クを許すなど2-5で完敗。

 続くマレーシア&イラク戦ともども0-2から1点返すが追い付け
ずに、最終戦のカタールにも1-2で敗れて4戦全敗に終わって68メ
キシコ以来の五輪出場はあえなく失敗した。

 結果的に五輪に出場したのはカタール・サウジアラビア・イラク
と全て中東3か国で韓国も出場権を逃していたのだが、五輪ではカ
タールとイラクが1分2敗でサウジが3連敗と全てグループステージ
最下位に終わるなどアジアのレベルは世界に水を開けられていた。

 メンバー的には加藤久をはじめ風間八宏に水沼貴史、木村和司や
原博実に柱谷幸一ら申し分なかったのを考えると何とも残念な結果
だった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 多彩な夢授業... ゲゾラ・ガニメ・... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。