ゴーゴン大公初登場から50年

　今から50年前の今日74年3月17日にOAされたマジンガーZ68話
から、ミケーネ帝国の尖兵・ゴーゴン大公が登場し始める。

　古代ローマ風の兵士の上半身に下半身が獰猛な虎というケンタ
ウルスをベースにしたようなデザインで鳴門海峡の大渦の下に居
を構えて待機していたのだが、マジンガーZに対して度重なる敗北
続きのドクターヘルは‘地上侵略の意志を持つ者同士は手を組まな
ければならないという親書を送り協力を要請。

　これに応えてゴーゴン大公は機械獣よりも強力な妖機械獣を貸し
与え始めるわけで、最初の妖機械獣グシオスβⅢは手始めにホバー
パイルダーを腐食光線で熔解させるという戦果を挙げる。

　一方で今EPに登場する機械獣スケルトンO7はロケットパンチで
あっという間に粉砕され光子力研究所サイドは研究のため残骸を
研究場内に運び込むのだが、分析中に復活して結合し暴れ始める
だけでなくルストハリケーンやブレストファイヤーでも倒せない
状況になるだけでなく発射する超音波でボスや さやかだけでなく
甲児まで気絶させマジンガーZをマウントポジションで殴りつける。

　ところがグシオスβⅢが接近するとブロッケン伯爵は指揮を放棄
してしまい、その隙をついてマジンガーZはアイアンカッターで頭
部を切断して粉砕というあっけない決着となる。

　ちなみに今EPはマジンガーZ全92話中、30,4％という最高視聴率
を記録している。