No Pain No Gain 脱腸手術から8年!

 8年前の今日1月11日は月曜日で脱腸の手術を受けた日だ。

 当初は11日に入院&手術し18日に退院というスケジュール
だったが、前記したように12月23日に父が脳出血で入院した
ため一時は1年延期という声もあった。だが年賀状に‘18日
まで手術で入院するので休みます’と書いているし翌年また
何が起こるか分らないので担当医が言っていた‘2泊3日で復
帰できる術式’を頼み14日の昼から復帰できるようにしても
らったのだ。

 担当医に言わせると「患部にネットを埋め込むのでかなり

違和感が残る」という事だったが「違和感は無視します」と
言って頼んだのだ。だから12日~14日の午前中までは、母が
1人で営業する事になった。

 11日は10:00までに病院に行き入院する、家から車で5分ほ

どの距離だから楽なものではある。前夜は18:00に夕食を取っ
てから何も口にしていない。

 14:00からいよいよ手術だが腰椎麻酔を打ったものの担当医

が「痺れてきましたか?」と聞く、だがカンシでつねると痛い。

 10分ほど置いてようやく痺れてきたが、ガチャガチャと体内

をいじくり回される感触が気持ち悪い。しかも麻酔が効いてい
る筈なのに妙に痛いのだ、まるでヘソから錐を刺し込まれて
いじくり回されている気分だ。

 担当医は「もう少し腹の力を抜いて」というが、とてもじゃな

いけど痛くてたまらないのだ。何でこんなに痛いのだろう?局部
麻酔だからか?それにしても・・・と思っていると担当医がおも
むろに「早期復帰用の手術の場合は麻酔の量を最少限でやらない
といけないから、最小限の麻酔でやってるので痛かったら言って
いいですよ」と言う。‘そんな事なら最初から言ってくれよ、知
っていればそれなりの覚悟があるのだから’と思った。

 術後の痛みはやはり想像以上で寝返りすら痛い。


 12日までは点滴のみ、13日の昼食から重湯が出て夕食からはお

粥になる。ところが便通がないのだ。

 担当医に言わせると‘便通がないとまずい、いよいよの時は下剤

も使わざるを得ない’だがハッキリ言って入院した病院は2月からは
別の場所に移転するものでかなりボロく病棟のトイレは窓は空きっ
ぱなしで便座は旧式だから冷たく出るものも出ないのだ。

 そこで13日の午後から歩けるようになったので外来の和式トイレ

で用足しするとしっかり出た。

 晴れて14日の午後から仕事復帰できたのだが、その日に限って目の

手術を終えたばかりの夫人が‘バックシャンプーでやってください’
と来たのでするハメになった。しかしいろいろと工夫してやれば何と
かなるものである。

 この手術で分ったのが早く治したければ麻酔なしでやればいいが、

さすがにそれは無理。ただ‘痛みなくし得る物なし、No Pain No
Gain’を実感した貴重な体験だった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2007-01-12 06:27:48
なんて痛い話なんでしょう;;…。
麻酔を少量で切開するなんてありえない次元の話のようです(>_<)…
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-01-12 13:12:06
>まみ様
 それでも私はマシなのです、後日アップしますが祖父さんの受難に比べれば・・・と思ってました。
 
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