ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
挫折が大きいほど乗り越えた感動は大きい
ウルトラマンネクサスのEp12で恋人のリコが死んでから孤門はリコの死を
引きずっていくというのがEp13から16まで4話も続く。
従来のヒーローものなら1話ぐらいで乗り越えるのが定番なのだが、ネク
サスの場合はリコを失った喪失感を発端にした失意のどん底に落ちるという
描写が続くので悪く言えば ある意味鬱陶しい時期だ。
もっとも最愛の人を失うという描写をリアルに描こうとすれば、これぐらいは
かかるだろうとは思うので大人向けという事を考えれば むしろ自然な流れ
ではある。
そして最愛の人を失った人間が次に陥るのは‘敵討ち’という復讐をベース
にした心境になるというのも当然だろう。
ただし復讐心が更なる悲劇を呼び込んでしまうというのも よくある事だし、
この頃の孤門は妙にウジウジしているヒーローらしからぬ感じだったのは
否めない。
凄いのが以前述べたように孤門を こういう心境に追い込んだのが溝呂木
だという事で、リコを殺害しただけでなく孤門を執拗に追い込むための周到
さが目に付くのだ。
ただし闇が深いだけ光は眩しく感じるようにEp16でリコの死を受け入れ
吹っ切れた孤門が、これを境に妙にたくましくなったように感じるのは私だけ
だろうか?
因縁のノスフェル相手に苦闘するナイトレーダーに復帰した孤門がノス
フェルの再生器官にディバイトランチャーの一撃を撃ち込むシーンを見て
カタルシスを感じたのだった。
ちなみにこれは‘ウルトラマンさえいれば科学特捜隊は必要ない’と思い
詰めていたイデにジェロニモンを持ち上げてスパーク8で倒させるシーンを
思い出した。
いずれも深い悩みから吹っ切れるという要素が共通していると思うのだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 今日はカルタ... | 夢の戦闘機・... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |