ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
長谷川 穂積は、ホンモノ!
今日行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者の
長谷川 穂積が1位のシモーネ・マルドロッドを大差の判定で下して
5度目の防衛に成功した。
1位の指名挑戦者相手に、2Rに相手のパンチで右目をカットして
流血したため、距離感が鈍るハンデを克服しての大差判定だから
大いに価値がある。
スピードに乗った右ジャブからのワン・ツー、カウンターで放つ
左ストレートや右フックで倒せるし、連打も出る。
突貫ファイターのヘラルド・マルチネスや対日本人負け無しだった
ウィラポン、距離を取って戦うシンピウェ・ベチェカなど あらゆるタイプの
相手にも完勝している。
また5回の防衛戦で、1位とは3度も対戦しているのも特筆モノである。
‘最近KO勝ちが少ない’とは長谷川が言うのだが、正直言って KOは、
あくまで相手あってのもの。
某一家のように‘噛ませ犬’のような相手を連れてくれば、いくらでも
倒せる可能性は高い。
それはボクシングを多少でも かじった者なら分かること。
5度の防衛戦で3度も1位を下したとなると、心配されるのはモチベー
ションの枯渇。
かつての具志堅用高や徳山昌守らも、これが原因で選手寿命を縮める
ハメになった。
格下の相手を倒しまくっても、喜ぶのは素人ファンと頭の不自由なTV局
(ヤ○ザ一家をサポート)ぐらいのもの。
渡辺二郎が なし得なかった真の王座統一や、アメリカでのビッグマッチ
こそが長谷川のモチベーションになると いっても過言ではない。
どうしても所属ジムは、リスクの高い冒険マッチからは及び腰だし
TV局も海外での試合では通信衛星使用料などでコストがかかるので
難色を示しがちだ。
ボクシング人気の低迷も、こういった‘王座を1日でも長く保持していれば
いい’という安全策が原因の1つになっている。
今やWOWOWをはじめとした、衛星放送などで海外のビッグマッチが
見られる時代に‘なぜ日本人が、これに出ないのか?’と考えるのは必然
である。
かつて網膜はく離で引退宣告された辰吉丈一郎が、アメリカに殴り込みを
かけてくれるものと期待したが、辰吉自体が飛行機嫌いで海外での試合を
嫌がっていたという理由で海外のビッグネームとの対戦が実現しなかった。 その代償が人気低迷であり、ヤ○ザ一家を蔓延らせる原因になった。
幸い日本のエースである長谷川は、ホンモノだ。
ラスベガスのリングに立たせても、十分遜色ないと思う。
何としてもラスベガスのリングでマイケル・バッファorジミー・レノンJrの
名調子でウィナー・コールを受けて欲しい。
これが日本ボクシングを 再生させる最高にして最大のハードルだろう。
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あれこそボクシング!って感じ。
やはり格闘技で最高の必殺技は「判定」だなぁ・・・と再確認しました。
ちなみに個人的にはマイケル・バッファよりもジミー・レノンJrの方が好きだったりします。
またまたちなみにマイケル・バッファの弟のブルース・バッファがUFCの“オクタゴン・アナウンサー”をやってるってのも面白いですよね。
アナウンサー一家ってことなのかなぁ?
敗れはしましたが最後まであきらめぬ池原の姿、称えてあげてください。
アマチュアボクシングから発展したプロボクシングですから、欧米では日本ほどKOに拘ってないようですね。
だからプラスにこそなれ、マイナスにはなりませんよ昨日の試合は。
ジミー・レノンはシニアが西城正三のタイトル奪取試合で、リングアナウンスをしてました。
やはり親子2代ですね。
>怪人太郎冠者@1553様
WBAの方は最終的に自力の差が出た感じでしたが、
突貫ファイターの王者と互角に近いぐらい打ち合ってましたからね。
ただ2R終盤に食った右クロスでぐらつかなければ、
もう少し勝機はあったかもしれません。