ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
長所を見つけるのは大事
今日は長男の授業参観日で、女房が子供達を連れて行った。
科目は道徳で‘いいとこ みつけ’
ウチでは息子のいいところを親が書き出したのと、その感想を息子が
書いたプリントを みんなの前で発表するというもの。
女房によると‘堂々とハッキリした声で発表していた’らしく一安心。
もっとも目立ちたがりなので度胸は据わっていると思っていたから、大丈
夫だとは思っていた。
長男の長所は
‘好きな事をする時の集中力。
絵を描いたり工作をする事が大好きで自分で工夫して作っている物を
見るとビックリさせられます’
一方で長男の感想は
‘はずかしいなと思いました’との事。
ところで今回の授業内容の長所を見つけるというのは大事な事。
長所と短所があると、ついつい日本人は長所を褒めて伸ばすより短所を
矯正しようとする傾向が強い。
考えてみると完璧な人間はいないから、長所もあれば短所もある。
面白いのが長所が裏返すと短所になってしまう。
つまり短所を矯正すればするほど長所も潰してしまう傾向が強い。
かつて私は名横綱・柏戸剛についてレポした事があった。
この柏戸の例を見ても長所を伸ばすという事が、できそうで意外に難しい
事がよく分かる。
福岡での修行時代に先輩方が出来のいい作品を見ながら‘○○は いい
出来だけど、△△が悪い’と欠点のチェックが多かった。
ところが蒲田時代の師匠やスタッフは出来の悪い作品でも‘おお、凄いな、
○○の部分をこんなにして創るのか’などと いい所ばかりを見ていたのだ。
考えてみると欠点を見るというのは上から目線で見る心理なのに対し、
長所を見るというのは下から目線で見る謙虚さがいる。
‘少しでもいいものを創ろう’と思うなら、どんな物からでも吸収する必要が
あるので全国チャンピオンになった師匠でさえ常に長所を見つけようとして
いるのは大事な事だと痛感した。
とはいえ子供たちの場合は前記したように長所を見ようとしても、
ついつい短所に目が行ってしまうのだが・・・・・
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短所を指摘する輩に限って
「先にてめぇの短所を直せよ!バカヤロー。」
みたいな場合が多いですからね。
ま、そうならないように自分も気を付けなければならない訳ですが。
箕島高校の尾藤元監督が言うには「選手には2つのタイプしかない。褒めて伸びるタイプか、叱って成長するタイプのどちらかだ」と。。。確かにそうです。しかし、時代背景などから叱って成長するタイプは年々、少なくなっているでしょうね。現代っ子は褒めて、おだてる事がまず大切。そうすれば苦手な部分も何とか克服してやろうと奮い起つ場合も有り得ますからね。イチロー、野茂などの特性を見い出した仰木さんなんかは典型的な名師匠。さすが福岡出身ですね
そうでしたか。井岡はパワーアップを望まれていたのですね。それはヒット&アウェイのアウトボクシングが持ち味の彼の特性を生かし切れなかったとも言えます。ストロー級での初防衛戦は李敬淵をTKOした試合は病床のエディ氏に捧げる快勝。私もテレビの前で涙しましたよ。氏が以後も健在だったら‥と本当に悔やまれますね。他ではライトフライ級王座を奪った柳明佑戦が見事な勝利でしたが、井岡はそのレベルで終わるほどの素材ではなかったでしょう。デビュー戦からエディさんがトレーナーにつく特例だったそうですから‥。
ノンタイトル戦で徳山にTKOされて引退しましたが、後の徳山のブレイクを思うと正に新旧交替を暗示していたのでしょうね
渡嘉敷も足を使ったアウトボクシングが持ち味でしたが、同郷沖縄の伊波をKOした試合は珍しく強打が炸裂しました。
スポーツ界でも短所より長所を伸ばすカリキュラムがやはり大切でしょうね。「長所を生かすことで、短所など消えている」事例も多いです。ダルビッシュ、涌井、マー君、中田翔、由規、唐川、斎藤佑樹。。。個性をドンドン伸ばして、次代の球界を背負って欲しいですね‥☆
基本的に、これまでの日本の教育は欠点矯正型ですからね。
特に月見草オヤジなどが典型です。
どうしても欠点を論う方が手っ取り早いのですが、
それをすると指導する方もよくないですね。
気をつけないと・・・・
>なにわのヒバゴン様
最近は家で怒られつけてない生徒が多いので、褒めて育てる方に重点が行くと思いますよ。
やはり欠点矯正型はハングリーな環境の方が根付きやすいようですね。
マスコミも‘井岡パワーアップ’と煽り立ててましたからね。
長いリーチと速い足は最大のアドバンテージだったのですが、パワーが付いたと煽られると打ち合いたくなるのがボクサーの本能ですからね。
マスコミが潰したようなものですよ。
ちなみに井岡が徳山から負けた時に専門誌に投稿したのが載った事があります。
タイトルは‘拝啓エディ・タウンゼント様’でした。
渥美清の‘拝啓天皇陛下様’をもじったタイトルです。
渡嘉敷の世界戦の相手は伊波以外ハマデラといい、2人の韓国人といい打たれ強い選手が多かったですからね。
伊波を倒した右アッパーは見事でしたよ。