パリ五輪開幕まで１００日だが

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20240416-567-OYT1T50209

　日本時間の昨日ギリシャのオリンピアでパリ五輪の聖火の採火式
が行われ、7月26日の開幕まで100日となるわけで個人的に‘もうそん
な時期か’と思ってしまう。

　やはり五輪など4年に1度のサイクルが体に沁み付いており前回の
東京がコロナ禍のおかげで1年延期された関係で、3年のインターバ
ルになった事が体内時計？を狂わせている感じだ。

　とはいえ始まると大盛り上がりするのだろうが今回のパリ五輪は
メディアの取り上げ方が今ひとつというのもあるわけで、その理由
として世界一を争う五輪よりレベルの高い舞台が存在するのを我々
が認識した事が大きいだろう。

　例えば昭和の時代84ロスや88ソウルなど始まる前から大いに盛り
上がっていたのは当時の日本のスポーツで海外勢と世界一を争うと
いうのはボクシングの世界戦ぐらいで、野球はプロ野球が日本で完
結していたしサッカーもW杯など夢のまた夢でプロとして海外でプ
レーする者は奥寺康彦ら数名の例外を除いて見る事がなかった。

　だからレベルの高い多彩な競技を見られる五輪は魅力的で、4年
に1度が待ち遠しかった記憶がある。

　ところが今や多くの競技がプロ化し日本人選手もプロにならない
と戦えない状況でプロになって海外でプレーする選手が増え、大会
自体もサッカーのFIFAに代表される各競技団体が主催する世界選手
権orワールドカップの方がレベルが高い事に多くの日本人が気付い
ている。

　つまり五輪の金メダルよりレベルが高く価値のあるイベントが増
えているため、希少価値がなくなっているのではないかと思ったり
する。