バトル場面よりドラマ部分が面白いペガッサ星人編

 ウルトラセブンのペガッサ星人編ではセブンと星人が戦うシーン
は星人が銃で攻撃したのに対し、セブンからアイスラッガーを投げ
付けられた星人は逃走して終わりというあっけないもの。

 とりあえずセブンは星人が仕掛けた地球の核まで掘り進んで爆発
させる爆弾を取り出すために地底に潜り、それを取り出すと宇宙空
間で爆破処理する活躍を見せるのでセブンがいなければ大変な事に
なってはいた。

 ヒーローが敵を倒さずに見逃すというのは前作ウルトラマンの20
話で高原竜ヒドラに対し、事故死したムトウ・アキラ少年の霊を乗
せていたという事で倒さずに終わるというのが印象深い。

 ところがセブンでは6話のペガッサ星人編で見逃すわけで考えて
みると星人は侵略者ではないし、それどころかアンヌやダンと交流
まで持っているのだから悪いヤツではない事が分かっているので敢
えて倒す必要もないわけだ。

 このEPは宇宙空間都市ペガッサとの衝突回避ができないので生
き残るために止むなく爆破という流れの中で、結果的に工作員の星
人がアンヌとダンとの交流を持った事からペガッサの爆弾の起動が
遅れて・・・という流れになっている。

 だから このEPでのセブンの活躍は星人が仕掛けた爆弾処理を
するぐらいで、星人との絡みは最小限で終わるのは当然だろう。

 子供達が楽しみにしているヒーローと敵キャラの戦いだがセブン
では1話のクール星人編から星人が物陰から顔を出したところに
アイスラッガーで切断して終わりというあっけないケースから始
まり、エレキングやビラ星人編では それなりに戦っていたのだが
対ゴドラ星人は複数倒したものの戦い自体はあっさりしたもの。

 そういう意味ではセブンはドラマ部分がメインなのでペガッサ
星人編もクール星人編同様に戦いのシーンがほとんどないのは仕
方ないと思うのだ。

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