複数回登場するビーストも悪くない

 ウルトラマンネクサス最初のビースト・ペドレオンはEp01から04まで 4回に
わたって登場する。
 これはネクサスが続きモノで予算不足を逆手に取った複数回登場という
優れたアイデアだが、我々の時代は同じ怪獣などが複数回登場するのには
抵抗があった。

 ところがペドレオンが進化していく最初の4話を見て‘これは悪くない’と
思ったものだ。

 01から02ではペドレオンは等身大で複数トンネル内などに登場していた
のでナイトレーダーのディバイトランチャーの一斉射撃で倒す事ができ、ネク
サスにいたっては拳の一撃で叩き潰して終わりというもの。

 ところが02でペドレオンは人質を取るとナイトレーダーが人命優先という
事を学んで02の後半には巨大化して人質まで取ってしまうなど狡猾な面を
見せる。

 そして触手から電撃を発し頭の触覚から火球を放つなど攻撃力もアップ
しているので、ネクサスから04で完全に倒されなければ更に凶悪化していた
可能性が高いというのが特徴だ。

 05・07・08に登場したバグバズンも当初は羽根を使って飛行し車に乗った
人間を捕食していたが、ネクサスから羽根を傷つけられると今度は地面に
潜り地中から舌を用いて人間を捕食するなど 襲撃するパターンも変えて
いる。

 同じ種類の敵が登場するといえばミラーマンの初期にアイアン・キティ
ファイヤー・ダークロン・マルチ・ゴールドサタンなどが有名だが、当時の
我々にとって‘また同じヤツが出た’と思ったりしていた。
 もっともミラーマンの敵はインベーダーでアイアンらはインベーダーが
正体を現した姿なので同じ種族がいてもおかしくはない。

 どうしてもミラーマンの場合は単発ドラマだったので何度も同じ敵が登場
するとテンションが下がったものだが、ネクサスのような連続モノならば敵が
更に戦力アップしていくので決して悪くないと思うのだ。

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