秋山監督、固辞の意向=WBC日本代表監督―プロ野球(時事通信) - goo ニュース
巷では来年の3月に行われるWBCの日本代表監督の人選が賑やかになって
いて候補一番手としてホークスの監督である秋山幸二の名前が挙がったが、
当人はホークスの監督と代表監督の両立は厳しいとして固辞している。
某国賊社長の傀儡である自称・コミッショナーは当初‘12球団の監督以外から’
と言っていたにも拘らず突如‘12球団から選ぶ’と態度を急変させた事にも失望
感が募るものだ。
こういう話を聞くと野球界では代表監督は罰ゲームなのかと思えてしまう。
他の競技を見ても基本的に代表監督はクラブチームの監督と兼任しての成功
というのは厳しいし、個人的にも負担が大きいと思っているのでやめた方が
いいと思う。
クラブチームの監督は与えられた戦力で切り盛りしなければいけない反面、
常に一緒に行動するので戦術面などを浸透しやすいのに対し代表監督は選手を
選考する権利がある代わりに拘束時間が短いので戦術を浸透させるのは難しい。
だから当然タイプも異なるわけなのだが野球でも代表チームの監督は通常の
監督とはタイプが違うのが当然だろう。
にも拘らず自称・コミッショナーが現場からに固執するのは第1回が王貞治、
第2回が原辰徳と現場との兼任監督で2大会連続優勝させているので前例踏襲
という事になるのだろうか。
もっとも国際試合は全国民注目のイベントになるのでプレッシャーたるや尋常
ではないし、過去2大会連続で優勝してるから仮に優勝を逃すと無能呼ばわり
されかねないので監督予備軍のOB達にとっては できればやりたくないのでは
ないかと思う。
とはいえ代表チームが変な負け方をして損をするのは野球界だし五輪などでも
分かるように国際競争力がない競技というのは衰退するわけで、それを考えると
自らのリスクばかり気にするOBばかりの日本球界というのは恥ではないだろうか。
いっその事アマチュアで世界と戦った実績のある人達に率いてもらった方が
代表選手達も戦いやすいのではないかと考えてしまうのだが、ここまで代表監督
の地位を貶める自称・コミッショナーの罪は重い。