伊達明は なかなか したたか者

 先日も記したのだが仮面ライダーOOOで仮面ライダーバースの装着員・伊達
明が38話で退場となった。

 かつて世界各国で活動を行う医療チームに所属していたのだが、1億を稼ぐと
いう目標でバースシステムの装着者になりOOOと共に戦っていたのだが、その
目的は紛争地帯での医療活動中に巻き込まれて頭を撃たれた弾の破片の除去
手術費用を稼ぐ事だった。

 実際 伊達は戦闘中に脳の異常で支障をきたしていたのだが、症状が悪化して
いたのを自覚していたところにグリード側についた真木博士から報酬1億で裏切
るように誘われ37話でグリード側につく。

 ところが実際は鴻上会長から真木博士のグリード化を防ぐために送り込まれ、
博士を説得したものの失敗し裏切るのだがグリード達の攻撃でダメージを受けた
ので今度こそ終わったかと思われたが生きていたのは やはりしぶとい。

 しかも伊達が死んだと思われた状態に奮起した後藤が2代目のバース装着者
になり、バースの力を最大限解放して3体のグリードを圧倒。
‘1億稼いだら後を任せる’と手元に置いて鍛えていた後藤が2代目バースの
装着者として一人前になったので その通りに後藤に後を託したのだ。

 そして鴻上会長から退職金と危険手当の5千万円に真木博士から前金で
貰った5千万で本当に合計1億を稼いだのだから驚く。

 後藤はバース装着員に憧れ操作マニュアルも熟読していたのだが体力や柔軟
な思考に欠けていたので実戦で使い方を覚えていくという伊達のやり方は効果
的だったのだが、今度は どうしても伊達に頼る事になっていた。

 そこで最後に一芝居打って攻撃を食ってやられたようにすれば後藤は奮起する
のではと考え、実際に一人前の装着者になったのである。

 やはり世界を股にかけて活躍する‘戦う医者’だけの事はある。

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