BS中継もパ・リーグ優勢

 今年のプロ野球交流戦も残り2カードになっているが今年も相変わらずパ・
リーグが優勢という図式が変ってないのが目に付く。

 更にTV中継で気付いたのがBS中継の数が心なしかセ・リーグ主催試合の時
よりもパ・リーグ主催試合の時の方が多いように思うのだ。
 セ・リーグにはジャイアンツやスワローズなどマスコミがスポンサーの
チームがあるのでジャイアンツ主催試合では日本テレビ系が必ず地上波中継
するというパターンが 当たり前だったのでセ・リーグの試合が主に中継され
ていた。

 ところが最近は地上波中継が激減しているのでセ・リーグの試合が中継され
ないというケースが増えてきていたのだ。

 たとえば昨日12日には福岡ではTV東京のローカル中継でホークス対スワ
ローズ戦がOAされていたが、BS・TBSでファイターズ対ベイスターズがBS12
ではマリーンズ対カープ戦、更にBS朝日で14:00からライオンズ対タイガース
に18:00からはバファローズ対ジャイアンツ戦までがOAされていた。

 つまり福岡ではGイーグルス対ドラゴンズ戦以外は交流戦の5試合を見る事が
できたのだ。

 実際BSの中継パターンを見るとレギュラーシーズンでもBS-11ではGイーグ
ルス戦をBS-12ではマリーンズ戦を中心にOAされているしBS朝日はライオン
ズ戦が多く、これはBS中継の主流がパ・リーグになっている事が分かる。

 反対にセ・リーグの主催試合の場合ベイスターズのスポンサーであるTBSが
BSでジャイアンツ戦を中心にOAしているもののBSフジは神宮のジャイアンツ
戦を20:00で打ち切る暴挙を行っているし、ジャイアンツ戦以外の交流試合も
11日と12日に札幌で行われた2試合が目立つぐらい。

 交流戦 最後の2カードはセの主催試合になっているがジャイアンツ戦がBS
日テレを中心にOAされるだろうが、他はNHKが中心になってOAしないと見ら
れるのは6試合中2試合ぐらいになるのではと思われる。

 BS中継では基本的に試合開始からは全て、一部を除いて終了まで中継される
のが当たり前の時代に地上波では1時間後に中継が始まり20:50ぐらいで打ち
切られるというスタイルでは野球好きは よほどの事がない限り地上波中継を
見る気にはならないのが現状だ。

 セ・リーグの‘衰退’が地上波中継の激減と比例しているのは偶然かもしれ
ないが、妙に暗示的に感じてしまう今日この頃だ。

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