ジャイアンツにケガ人が続出する要因の1つは海外自主トレ

 以前も記したように西暦で‘5’の付く年のジャイアンツは不測の
事態によって75年以降は優勝を逃しているのだが、今シーズンは現在
+2で2位に付けてはいるものの主力選手にケガ人が続出するという
不安要素を抱えている。

 ケガ人の多さについては広岡達郎がオフに海外の暖かい所で練習
する事についての弊害を語っていた

 氏によれば‘寒い時と暖かい時の鍛え方は違うし、自然の摂理に
逆らうとロクな事にならない’というのだが、これは93年にジャイ
アンツの監督に復帰した長嶋茂雄も前年まで実施していたグァム
キャンプを廃止している。

 それについて‘MLBでは温暖な地域でキャンプを張るだけでなく
ギリギリまでキャンプ地で試合をこなして仕上げていくのに対し、
日本はプレシーズンゲームを寒い時期に転戦するので下手に暖かい
所で鍛えるとケガをしやすい’と語っていた。

 これは第1次長嶋監督1年目の75年にベロビーチキャンプを張った
ものの、帰国後にケガ人が続出して最下位に終わる要因になった
苦い経験からだろう。

 とはいえグァムなどでの自主トレに関しては許可していたわけで
現在もその流れは生きていたのだが、今シーズンは阿部や内海に
坂本や相川などのケガ人は海外自主トレ組である。

 またホークスの松中信彦も毎年のように海外で自主トレをして
真っ黒になって日焼けしてキャンプに臨むものの、必ずと言って
いいほどケガで離脱してしまうわけで広岡氏が言う‘鍛え方が
足りない’とか‘南国で遊び半分の自主トレ’は言い過ぎだろう
が暖かい場所で体を作り過ぎる弊害はあるのかもしれない。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 八神純子をは... 久しぶりにゴ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。