嗚呼!鉄人逝く・・・

“鉄人”衣笠祥雄氏が死去 71歳 2215試合連続出場 国民栄誉賞も受賞

 今日の昼過ぎのニュースで元カープの衣笠祥雄氏が、大腸がんの
ために亡くなったという一報が流れた。

 衣笠氏といえば現役時代に山本浩二と共に活躍し3度の日本一を
含む5度の優勝を果たしたカープの原動力となっていたし、2215
試合連続出場という記録を残すなど‘鉄人’と呼ばれたスーパース
ターだった。

 引退後は評論家として活躍し長年TBSでの解説者も務めていたの
だが、4月19日のベイスターズ-ジャイアンツ戦の解説では聞き取
りづらいぐらい声がかすれており‘大丈夫か’と個人的にも心配する
ほどで1週間も経たないうちに亡くなるとは思いもしなかったし逆
にいえば氏の最後の仕事を聞けてよかったと思う。

 私が野球に興味を持ち始めた小学校高学年の頃は既にカープの中心
選手で74年の広島でのジャイアンツ戦で(投手は誰だか忘れたが)
シュートを逆転HRしたのが印象深く、今にして思えば肘を上手くた
たんでファールにならないように打ったのだと思う。

 74年は4番ファーストのイメージが強かったのだが初優勝した75
年からサードを守るようになり、4番に山本浩二が定着した一方で1
番から7番まで打っていた記憶がある。

 バッティングでは体がよじれるぐらいのフルスイングをしていた
事から空振りも豪快だった一方、全盛時の江川卓の高目の速球を軽
々とスタンドに放り込む姿が印象的だった。

 だからだろうか週刊少年ジャンプに連載されていた侍ジャイアン
ツでは番場蛮の投げるハラキリシュートを巨人の星でアームストロ
ング・オズマが大リーグボール1号を打ったのと同じ原理である二
段打ちで1度はホームランを打っている。

 アームストロング・オズマといえば高速スイングが特徴だったが、
それに匹敵するぐらいのスイングをしていたからこそハラキリシュ
ートを打つ選手として選ばれたのではないかと思うし野球マンガで
主人公が投げる魔球を打った実在選手というのは珍しいのだから。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ヒーロー作品... 今日は娘の誕生日 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。