ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ウルトラマンガイアEP35・怪獣の身代金
連続EPのガイアでは珍しいコメディEP。
ファンタジー系が得意な太田愛の作品だけに、かなり笑えるシーン満載だ。
南極の氷の下で発見された古代怪獣アルゴナの卵をGUARDが輸送機で
運んでいたが、その最中に卵が日本上空で落下。
それが古田鉄工所のバスケットリングに引っかかった事から物語は始まる。
古田鉄工所は不景気のあおりで厳しい状態。 落下した物体が怪獣の
卵という事を知った鉄工所の社員と町医者は‘フルータ星人’と名乗って
アルゴナの卵を人質に身代金をGUARDに要求するため脅迫状をKCBに
送りつけた。
「日本一の鉄工所にする」
「医院をリフォームする」などのために要求したのが金の延べ棒8本。
鉄工所で金の延べ棒を溶かして金貨を作って諸外国に売りさばこうと
企むが、我夢は金が伝導率が良くて高度な精密機器を作るのに適して
いるのえ宇宙船の部品を作ると考えてしまう。
そこで卵を奪回するため我夢の相棒にハーキュリーズの志摩隊員が同行
する事に。
ところがアルゴナの卵は外側を覆っているのはむしろ保護膜で仮死状態
だったが、日本の暖かさで目を覚ましただけでなく鉄工所の社員達が
ストーブなどで暖めたため元の姿に戻りかけた。
慌てて社員達は会社のトラックの荷台にアルゴナを積んで山中に捨て
ようとするが、脅迫状を送りつけたKCBと我夢達に追いかけられる。
何とか山中に卵を捨てたものの既にアルゴナは復活していた。
アルゴナに追われる志摩を我夢がEXで援護していたところにライトニング
も駆けつけるが梶尾機がアルゴナに捕まる。
いつもなら捕まるのは大河原のはずなのに・・・・
梶尾を助けるため我夢はガイアに変身。
アルゴナは口から発射する光線でガイアを手こずらせるが、須貝助教授
からのアドバイスでガイアブリザードによって凍らされ南極に運ばれたの
だった。
‘今さら人間のフリをしてもダメだ’と志摩は鉄工所の面々に銃を向けるが、
玲子から真相を聞かされ
‘何を考えとんのだ、お前ら~!’
激怒したのであった。
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「ガイア」が決して暗いシリーズだと言うわけではないですが、バラエティ豊かだった「ティガ」や全体的に明るいイメージだった「ダイナ」と比べれば大人しめの作品だっただけに、良い息抜きだったのではないでしょうか。
真面目な大河ドラマ路線だけに、破滅将来体の関係しない一話切りのエピソード「遠い街ウクバール」やこの「怪獣の身代金」など、「ガイア」の番外編は「ティガ」や「ダイナ」の番外編と比べても記憶に残ってます。
遠い町ウクバールと並ぶ全く前後に関係のない息抜きEPですよね。
両方とも太田愛作品というのも意味深です。
こういうEPが入っていたのもガイアの特徴ですが、
ネクサスは無理かもしれませんね。