全国高校ラグビー開幕 日川・中沢主将が選手宣誓
今日から全国高校ラグビーフットボール選手権が開幕したのだが
今年も例によって九州に住んでいる我々が見られるのは、準決勝の
ダイジェスト版と決勝戦のみという残念な状態が続く。
高校ラグビーは80年度にスクールウォーズのモデルになった伏見
工―大阪工大戦や松任谷由実のノーサイドのモデルになった83年度
の天理―大分舞鶴戦など名勝負が見られた大会で、かつて住友グルー
プがスポンサーに付いていたからか元日の3回戦までは23:30頃から
3日の準々決勝は夕方からダイジェスト版がOAされていた。
ところが住友グループが降りた頃から生中継だった準決勝すらなく
なり、まともな中継は決勝のみという状態が続いている。
これはTV中継がスカパーに移ったからというのもあるだろうが、
聞くところによれば関西では毎日放送で以前のような中継形態で見ら
れるらしい。
もともとTBS系列はTBSと系列局の仲が悪いのかTBS製作の
ウルトラシリーズは関西では朝日放送が、毎日放送製作の仮面ライ
ダーシリーズは関東ではTV朝日がOAしていた。
ボクシングでも畑中清嗣がタイトルを奪った91年2月のペドロ・
デシマ戦では名古屋のCBC製作し毎日放送でも見られたにも拘らず、
TBSは同じ時間帯に綱引き選手権をOAしていたのを皮切りに薬師寺
保栄が辺丁一からタイトル奪取した試合もTBSは生中継をしてない
など系列局との相性はよくない。
その流れがあるからか大晦日の夕方に田中恒成の世界戦もCBCが
生中継するにも拘らずTBSは中継しないばかりか、井岡一翔らの試
合の合間でもダイジェスト版すらOAしないのだから心あるボクシン
グファンの怒りを買うに十分だ。
BSなどのチャンネルもできた事だから高校ラグビーのダイジェス
ト版など、BS-TBSでもOAしないTBSという局のスポーツに対す
る認識がよく分かる事例である。