2024選抜高校野球:第10日


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/baseballking/sports/baseballking-416182

 準々決勝から1日の休養日を挟み今日と明日で準決勝が行われ
優勝が決まるのだが、2試合とも魅力的なカードになっている。

 第1試合は明治神宮大会王者の星稜が機動力+パワーも兼ね備
えた健大高崎の挑戦を受ける形だが、準々決勝では高崎のエース
佐藤が左手の指を痛めているのが気がかりで星稜も3試合で計9盗
塁の機動力を持っておりどちらが勝るか。

 第2試合は勢いに乗る中央学院と死のブロックを勝ち抜いた報徳
学園が対戦するのだが、前半型の中央学院に対し堅い守りで粘って
凌ぎ後半勝負の報徳学園という図式になるのだろう。

 それにしてもベスト4のうち健大高崎以外は3人の投手が登板し
ているし、高崎も2人の投手のリレーで勝ち上がっているのを見る
と最早1人の投手に頼るスタイルでは勝ち進めないのが分かる。

 第1試合:星稜 4-5 健大高崎 

 2回に星稜は降り逃げで出塁した5番がバントとゴロで3塁に進み
8番の内野安打で先制すると、3回にも1アウト後3ベースで出塁した
3番を5番の内野安打で返して2-0とリードを広げる。

 1回に四球と2番のヒットでノーアウト1・2塁や3回にはエラーで
出塁した8番とバント野選でのノーアウト1・2塁を併殺やバント失
敗などで潰した高崎は4回に4番のヒットと5番の右フライエラーで
ノーアウト1・2塁から6番の2ベースで2者を返して追い付くが、な
お1アウト3塁を潰した裏に星稜は1アウトから四球で出た8番が2ア
ウト後に1番のヒットで1・3塁から2番の遊ごろ後逸ですかさず勝
ち越し3-2。

 7回に高崎はヒットで出塁した8番を1番の3ベースで返すと2アウ
ト後3番&4番の長短打で2点を勝ち越し、その裏に星稜はヒットで
出塁した3番を5番の2ベースで返して1点差に追い上げるが後続を
断たれ8回から石垣をリリーフした佐藤相手に8番が歩くとバント
で1アウト2塁とするが1番の中フライでランナーが飛び出して併
殺となり9回も3人で抑えられ逃げ切られた。

 1回から3回までランナーを出しながら2つの併殺を奪うなど凌い
でいた星稜にとって、4回のノーアウト1塁からライトフライ落球
直後に同点2ベースを浴びたのが流れを手放す形になった。

 第2試合:中央学院 2ー4 報徳学園 

 1回に報徳はヒットで出塁した1番をバントで送り4番のタイムリ
ーで先制し2回&3回と1アウト2塁のチャンスを作るが後続を断たれ、
4回に中央学院から2内野安打で出塁した2番を5番の3ベースで返さ
れて1-1の同点に。

 その裏に報徳は5番がヒットで出塁し捕手牽制悪送球とバントに
四球、盗塁で1アウト2・3塁から8番のタイムリーと9番のスクイズ
で2点勝ち越すと5回にも1アウトからヒットで出塁した4番が盗塁し
6番のタイムリーで4-1と点差を広げる。

 反撃したい中央学院も4回以降7回を除いて毎回ヒットを放ち8回
には1番&3番の長短打で1点返し、9回には5番&8番の短長打で2ア
ウト2・3塁と一打同点のチャンスを迎えるがリリーフした今朝丸
に抑えられ4-2で終了。

 中央学院に惜しまれるのは追い付いた直後にノーアウト1塁から
キャッチャーの牽制悪送球でノーアウト2塁となり、四球に盗塁を
絡められ1アウト2・3塁からタイムリーとスクイズで2点のビハイン
ドを負った事か。

 追い付いて一気に流れに乗りたかっただけに、1点ではなく2失
点は痛かった。

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