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こーじ苑
宮崎&井岡、共にKOで初防衛は いいけれど・・・・・
井岡、KOで初防衛=宮崎も倒してV1―WBAダブル世界戦(時事通信) - goo ニュース
今日 大阪のボディメーカーコロシアムで行われたWBAのミニマム&Lフライ級
タイトルマッチは王者の宮崎亮と井岡一翔が5R TKO勝ちと9RKO勝ちで共に
大晦日に奪取したタイトルの初防衛に成功すると共にGWの世界戦を3勝2敗と
勝ち越す事に成功した。
減量苦が心配された宮崎は7位のカルロス・ベラルデ相手に正面からの打ち
合いに応じ3Rなど左フックでグラつく場面があってヒヤリとさせたが、5Rにベラ
ルデが左ボディを狙ったパンチに合わせた左フックがカウンターになりベラルデ
は大の字でピクりともせずレフェリーがノーカウントでストップした。
井岡は2Rの前半にウィサヌのボディブローを受けたものの終盤にはジャブ
からのボディブローをビシビシ決めてペースを掴むと4Rあたりから一方的な
展開になり、時折反撃を受けるが決定的なピンチを迎える事なく9Rに右アッ
パーをボディに打ち込んでKO。
こうして大晦日にタイトルを奪取した2人の王者が揃って防衛に成功したのは
嬉しいものの、個人的に前の3試合に比べると今ひとつワクワク感がない2試合
だったのも事実。
本来Lフライ級の宮崎はミニマムでは過酷な減量とも戦わないといけないのだが、
それゆえ今回の初防衛戦を最後にLフライ級に上げて2階級制覇を目指すという
話が まことしやかに流れていた。
たしかにミニマムへの減量がきついのは分かるが決定戦でタイトルを取り7位
との初防衛戦で勝ってタイトルを返上する事を仄めかされては見ている者に
とっては‘勝つに越した事はないけど・・・・’という感じになってしまう。
一方の井岡は ご存知のように大晦日の決定戦で勝てばスーパー王者のロー
マン・ゴンサレスと統一戦を行わないといけなかったのだが、それを延期しての
初防衛戦だったわけで本来なら初防衛戦が2位なら文句を言われる事はない
はずが‘ロマゴンから逃げた’という見方をされてしまう。
井岡が素晴らしい才能を持っているのは周知の事実で本人も試合後のインタ
ビューで伝説のボクサーになりたいと語っていたし可能性は大いにあると思って
いるのだが、そのためには どんどん強敵と対戦する必要がある。
しかも24歳という年齢からすれば強敵と戦って例え敗れても成長への糧になる
と思うし、確実に勝てる相手とばかりやっていれば(どこかの誰かは言わないが)
錆付いてしまう可能性が高い。
とりあえずLフライ級に戻して2試合目という事からゴンサレスを避けたとは
思いたいが将来の更なる成長や周囲の雑音を封じるためにも、1試合でも早く
ゴンサレスと対戦して欲しいものだ。
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「一方の井岡は正統派」「本物のマッチメーク」とベタ褒めな論調が多いこと。
昨年末以降、ファンは「井岡の本物感」が相当に失せたと思っているんですが
それが記事に殆ど反映されてないんですよね。
一時期、亀田人気が凄かった頃は「亀田批判」はタブーになってた気がしますが
いまや「井岡」が、その対象になってるのかも知れません。
惑わされない事が肝要ですね。
たしかにミニマム時代は真っ当な正統派のマッチメイクをしていただけに、Lフライに上げてからファンの神経を逆なでするようなマッチメイクになってますね。
こういうのは目利きがしっかりと一般の人達を導かないと、メディアからごまかされますからね。