怪獣総進撃の東京とガミラス本星の防衛システムは

 宇宙戦艦ヤマトで地球を滅亡寸前まで追い詰めたガミラス星人だが、彼
らの星は星としての寿命を迎えていて地底に空洞ができ その中に都市を
作っていた。

 問題なのは空洞の天井にミサイルが配備され硫酸の海に潜りガミラスの
火山脈を探し当てて波動砲で撃ち抜いて浮上したヤマトに対し、天井ミサ
イルの雨を降らせたのだ。
  当然ヤマトに着弾しなければ自分達の都市に損害を与えるわけで結果
的にガミラス本星の最期を助長する事になってしまった。

 これを実写でやったに等しいのが怪獣総進撃の東京攻防戦だろう。

 キラアク星人によって怪獣ランドを抜け出して世界中の都市を破壊して
いたゴジラ・ラドン・マンダ・モスラに対し防衛隊は東京郊外に配備したミサ
イルを遠隔装置で狙い撃ちにするのだった。

 つまり これまでの戦車や戦闘機による攻撃でなく住民を非難させた後に
東京郊外からミサイルを撃ち込むのだが、残念ながら百発百中ではなく
怪獣に当たらずに近辺のビルを破壊していたケースもあった。

 更に怪獣達の進路上にあるビルの屋上からロケットランチャーが姿を
現し、これまた遠隔装置で狙い撃ちにするのだ。 
 これならゴジラの熱線やラドンの衝撃波などで犠牲者は出る事はないだ
ろうが東京の街は壊滅状態になるのは確実だし、実際にも怪獣達が引き
上げた後は瓦礫の山だった。

 怪獣総進撃が東京郊外なのに対しガミラスは天井という違いはあるが、
遠隔装置で攻撃しても生物の動き自体は完全に補足できないので こういう
防衛システムは勧められたものではないだろう。

 ロケットランチャーが屋上に配備されているビルなどに住んでいれば、いつ
何らかの事故で弾薬が爆発しないとは限らないのだから。

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