ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
福岡工大城東はジンクスを払拭できるか?
先週の日曜日に行われたのが高校野球NHK旗福岡県選抜高校野球の決勝で
福工大城東が選抜準優勝の九国大付を3-2でサヨナラ勝ちして優勝を決めた。
1回表に九国大付が2点を先行したが その裏に城東も1点を返し、九国大付の
攻撃を継投で凌ぎながら追加点を許さず。
九国大付のエース・三好が登板した6回にエラーを足場に追いつき、最後は
サヨナラ勝ちを収めたのだ。
本来なら‘これで福工大城東が夏の本命’と言いたいところだが、意外にも
NHK旗で優勝すると甲子園に行けないというジンクスが福岡県にはあるのだ。
たとえば昨年は春の九州大会ベスト4の飯塚が、これまた九州大会ベスト4の
祐誠に勝って優勝したので飯塚が夏の予選では優勝候補筆頭に挙げられ、実際
ベスト8では前年の代表だった九国大付にコールド勝ちするなど前評判通りの
実力を示していた。
ところがベスト4で相性の悪かった西日本短付に完敗し甲子園出場はならず。
実は この大会では98年の東福岡だけが夏の甲子園出場を果たしているの
だから平成に入ってからだけでも22年間に1度しか出場できてない ある意味で
縁起でもない優勝というわけだ。
考えてみればピーキングという言葉があるように、たとえば昨年のサッカー日本
代表は5月の韓国との壮行試合で惨敗し20日後に迫ったW杯の初戦に向けて
不安だらけだったものの、本番ではカメルーンやデンマークといった強豪に勝って
2勝1敗で決勝トーナメント進出を果たしている。
実際 目利きのサッカーライターは‘壮行試合の頃に調子がいい方が怖い’と
言っていたのだが、それを裏付ける形になった。
高校野球の場合も然りで強豪校は夏の甲子園にピークを持って来るように調整
しているので5月下旬の大会で好成績を残しても鵜呑みにはできないし、むしろ
ピークが早いのでは・・・と考えたりする。
甲子園で上位を狙うチームがピークを8月に持ってきているのに対し、公立校
などは一戦必勝で来るので03年頃には八幡-鞍手といった公立の進学校同士
の決勝まであったのだ。
もっとも両校とも その年の夏の予選ではベスト16にも残れずに敗退したが・・・・
それを考えると優勝した福工大城東が夏の大会で甲子園に行けるのかどうか、
大いに注目したい。
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