結果的にパンチパーマのネガティブキャンペーン?番組

 コチラでは毎週日曜12:25からコチラでは日本TV系のローカル
番組・福岡ふくおかくんがOAされているのだが、1カ月前の4月23
日OAでは小倉の理容店が元祖パンチパーマの店として紹介されて
いた。

 そして番組中に実演をリクエストするものの都合よくパンチパ
ーマをかけるお客さんは来店せず、番組スタッフの1人が手を上げ
施術してもらったのだった。

 髪の長さは2㎝に切り揃えて薬剤を塗布した後にパンチアイロン
で全体を巻いて行き最終的に仕上がるまで2時間半かかり、料金は
7500円で‘コスパがいい’と持ち上げていたのだが3カ月後のスタッ
フの頭は爆発していたのを見て‘案の定’と思ったものだ。

 パンチパーマはコチラではメッシュアイパーやカールアイパー
と言われており、長髪が全盛だった50年ほど前に長年スポーツ刈
りをしていたお客さんが中心にかけていた。

 先述したようにパンチパーマは2㎝ほどにカットして毛先から
全頭巻いていくわけで、かけた直後は頭を洗いっぱなしでいい
というのが魅力だったが問題は人間の髪は1カ月1cm伸びる事。

 するとかけて早い人では3週間、遅くとも1カ月ほどで爆発した
ような髪型になってしまい却って手入れが大変になるわけだ。

 さらに84年あたりに藤井フミヤらのチェッカーズが刈り上げ&
てっぺんを立てる髪型が流行り始めるのだが、パンチパーマをか
けていると刈り上げた部分とかける部分のジョイント部分が難し
くなるので相性が悪い。

 悪い事に以前なら角刈りをしていた強面の方々が揃ってパンチ
パーマをかけるようになるとパンチパーマのイメージが更に悪化
していき、髪が痛む・時間がかかる・コストも高いというデメ
リットが目立ち始めたわけである。

 だから件の番組のパンチパーマ特集はむしろ持ち上げるはずが、
むしろネガティブキャンペーンになってしまった感じである。

 むしろパンチパーマのアイロン技術はパンチパーマより緩いか
かり具合で髪が痛まないストリュームやサリパーに生かされてい
るのだから、これらの技術はパンチパーマの流行なくして生まれ
てないという形で放送してくれればよかったのだが極論しか報じ
ないマスゴミではまぁ無理か。

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