中谷潤人に望むもの


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/ans/sports/ans-325717

 日本時間の一昨日5月21日にWBO:Sフライ級王座決定戦に出場
した元WBOフライ級王者・中谷潤人がアンドリュー・モロニーから
2度のダウンを奪って迎えた最終ラウンドに左ロングフック一撃で
KOしたのを見てポスト井上尚弥は決まったか?と思ったもの。

 2Rに奪った最初のダウンは左アッパーの連打&右アッパーで11Rの
2度目のダウンは左ストレート、そして12Rにフィニッシュブローと
なったのは左ロングフックで弧を描いて炸裂させた死角から飛んで
来るのだから貰った相手はたまらない。

 アンドリュー・モロニ―は一筋縄でいかない相手だが奪った3度の
ダウンが全て違う種類のパンチであり、ここまでできるボクサーは
珍しいと思うのだ。

 中谷は身長が173cmと軽量級では長身なのでライト級あたりまで
階級を上げる事ができるのではないか?と思うし、日本のエース・
井上尚弥の身長は163cmなのでフェザー級あたりまでが限界になる
可能性が高い。

 ヘビー級大好きなアメリカではライト級が文字通り軽量級扱いに
なるので、ライト級からでない限り大きく扱われる事はないし吉野
修一郎や中谷正義らがライト級で挑戦者決定戦に敗れているのを見
て このクラスのレベルの高さを実感するのだ。

 どうしても長身選手は長いリーチが接近戦になると不利になると
言われていたが、あれだけの多彩なアッパーを自然な角度から打ち
込む事ができる日本人選手を初めて見た。

 しかも離れても左ストレートが飛んで来るので近付いても距離を
取っても対戦相手は厳しくなるわけで、ここまでの戦いができる選
手は45年以上の観戦歴を持つ私でも見た事がなかったので将来はラ
イト級あたりまで上げて本格的に世界を驚かせてほしいと思うのだ。

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