宇宙戦艦ヤマトのストーリーは26話では収まらない?

 40年前の今頃OAされていた宇宙戦艦ヤマトは企画段階では52話の
予定から、放送決定時に39話となり視聴率低迷や製作赤字が原因で
最終的に26話となったようだ。

 ウィキによれば1クール中に26話での打ち切りが決まっていた
ようで仮に39話までOAされていれば小マゼラン星雲基地撃破編や、
終盤への伏線のEPにキャプテンハーロックが登場する要素などが
削除されたらしい。

 実際にリアルタイムから再放送などでも再三見ていて思うのは
中間点のバラン星までが異常に長く、それ以降は一気に話が進む
という事に対して違和感があった。

 つまりバラン星まで20話をかけていたのがバラン星の基地が
撃破されてから残り6話で地球に戻るのだ。

 たしかに往路はガミラスサイドの妨害だけでなく、オクトパス
星団編やマゼラニックストリーム編などガミラスとは関係ない
EPが組み込まれているのを見ても障害はガミラスのみならずと
いう事を描いてはいる。

 しかし帰路のドラマもあるわけだからバラン星基地壊滅編が
20話だったという事は、39話構成だと半分にあたるので辻褄は
合うわけだ。

 ちなみに2199では最初から26話という枠を決めて製作されて
いるのだが、ここでもバラン星突破編は18話だから大差はない。

 そして帰路にもドラマがあるという事から26話以内で収まら
なかった部分を24話と25話の間のEPとして劇場版の星巡る方舟
でフォローしたのだろう。

 
 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
今思えば (こうちゃん)
2015-02-04 23:41:49
当初の予定通り、放映されていたらどんなSFアニメになっていたのかな?。見てみたいな。新作がヒューマンドラマの色が濃く描かれているから、尚更だな。でも、当時の状況を思い出すと無理っぽいな(^^;。
 
 
 
確かに (ゆう)
2015-02-05 10:16:25
ヤマトは、後半部がもっと長くても、全く違和感がないんですよねぇ?むしろ、長くなって然るべきな感は否めませんでした。昨年?一昨年?に放送された新作で、その辺りの捕捉が為されるかと思っていただけに、半年で終了した事が、実に悔やまれます。
 
 
 
制作費も (こーじ)
2015-02-05 23:52:07
>こうちゃん様
 制作費などもかなりのネックになっていたようですね。

 やはり1年は長過ぎても39話ぐらいはやって欲しかったですよ。
 
 
 
2199は (こーじ)
2015-02-05 23:53:15
>ゆう様
 2199の場合は最初から26話予定でしたけど、それでも
帰路は短いですからね。

 そこを星巡る方舟でフォローしたのでしょうが。
 
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