泉ヶ丘はガッツ星人のバトルフィールド

 BSプレミアムでOAされている4K版ウルトラセブ年内最後日が
40話・セブン暗殺計画の後編だった。

 前編でセブンは星人の策略により幻影攻撃に翻弄された末にエ
ネルギー切れを起こして拘束され、夜明けと共に処刑するという
通告を受けたウルトラ警備隊はセブンの脳波から受信したマグネ
リウムエネルギーの抽出に成功しセブンを復活させるのだが…

 巷でのツッコミどころでガッツ星人はセブンを完璧に敗退に追
い込みながらセブンが復活すると慌てふためいた末に、全く抵抗
もできないままアイスラッガーにエネルギーを注入して打ち出す
ウルトラノック戦法で宇宙船ごと粉砕されるのは不可解だという
もの。

 もう1度同じような形で抵抗できなかったのか?とネットの意
見などで度々語られているので、個人的な感想を。

 最初に星人が勝負を挑んだのは夜のビル街で罠の匂いを察知し
たダンは戦う事なくホーク1号に救出してもらったし、泉ヶ丘で
ソガ隊員が小型円盤に航測&拉致されても変身せずに隊長に救出
を要請し現場を離れている。

 つまり夜のビル街と泉ヶ丘には、星人の何らかの罠があったと
言っていいだろう。

 ただ泉ヶ丘を離脱する時に橋を爆破され止む無くセブンに変身
して戦う事になるわけで、セブンと星人が戦い始めたのは日が傾
いているようだから夕方だと思われる。

 つまり太陽をエネルギー源とするセブンにとって不利な時間帯
だったため補充が利きにくいというのがあったのに対し、再戦で
は夜明けという事で太陽光チャージしているシーンもあるように
パワーアップするタイミングでもある。

 次に星人はアロンを差し向けてセブンの能力を分析していたが
恐らくプロテ星人戦で星人の幻影攻撃に最後まで手こずっていた
という弱点もインプットされていたのだろうから、泉ヶ丘に幻影
装置などを設置していたのではないかと思うしエネルギー切れし
たセブンを拘束する十字状のカプセルまで配備していたと思われ
る。

 つまり何から何まで周到な準備をしてセブンと戦い一度は勝っ
たものの、そのパターンが崩れた時には次の手がなかったという
事なのではないか。

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