井上尚弥またしてもイギリス勢との対戦が流れる

テテが右肩負傷で準決勝欠場 ヤングがドネアと対戦

 日本時間の明日ルイジアナ州のラファイエット・ケイジャン
ドームで行われる予定だったワールド・ボクシング・スーパー・
シリーズ=WBSSの準決勝ノニト・ドネア―ゾラニ・テテ戦が、
テテの右肩の負傷でカードが変更されリザーブ選手のステファン
・ヤングとの対戦になったとの事。

 WBSSはクラス最強を決めるトーナメントでWBAバンタム級
王者の井上尚弥が準決勝の反対パートで、エマヌエル・ロドリゲ
スとの対戦が決まっているのだが本当の最大のライバルともいえ
るテテとの試合が流れる形になっている。

 今大会には8人がエントリーされ井上の他にWBAスーパー王者
ライアン・バーネットやWBO王者のゾラニ・テテにIBF王者のロ
ドリゲスと、WBC王者以外の世界王者が出場する事になっており
強敵との対戦を熱望していた井上にとって願ったり叶ったりのイ
ベントだった。

 1回戦では井上が曲者のJCパヤノを70秒で倒したのを筆頭に、
ロドリゲスやテテも勝ち進んだのだがバーネットだけがドネアと
の対戦で負傷しての棄権負けという波乱が起きた。

 バーネットとテテやイギリスをホームリングにした選手だった
だけに、なかなか対戦が実現しづらかったのだがWBSSならと思
えたのに早くもバーネットが離脱したのだ。

 更に資金的な問題から準決勝の日程がなかなか決まらず井上―
ロドリゲス戦が5月19日にグラスゴーで、テテードネア戦が4月
27日に決定しWOWOWが両試合を中継すると張り切っていた矢
先にテテの負傷離脱である。

 バーネットとの対戦ができなくても決勝はイギリス開催が有力
視されているので決勝進出が有力視されているテテの相手のアピ
ールとして井上―ロドリゲス戦がイギリスで開催されると解釈し
ていたのだが、ドネアの対戦相手が5位のヤングだけに決勝の相
手はドネアが有力視されている。

 となればイギリスで開催される可能性が高かった決勝もどこで
行われるか不透明になっているし、イギリスをホームリングにし
ている選手との対戦がまたしても流れる事になるのだ。

 救いはロドリゲスが強敵でコチラの試合の方が‘事実上の決勝’
という扱いだけに、井上としては雑音に惑わされずロドリゲス
戦に勝つ事だけを考えて臨んで欲しいと思う。

 

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