「桜散った」北島=32歳の挑戦実らず―競泳日本選手権(時事通信) - goo ニュース
8月にロシアで行われる世界選手権選考会を兼ねた競泳の日本
選手権でアテネ&北京の金メダリスト・北島康介は100m平泳ぎ
のみに絞って出場したが小関也朱篤、立石諒に次ぐ3着で代表を
逃す事になった。
北島は進退について‘ゆっくり考える’と語っているので、
このまま引退か来年も続行かは不透明だろうが個人的には
むしろ32歳で3位というのは凄い事だと思う。
32歳の北島が100m平泳ぎで優勝したり代表権を獲得するのも
凄い事だろうが、逆に言えばロンドンの銅メダリストの立石や
売り出し中の小関は何をしているのかと批判される事になるの
で日本の競泳界にとっては決していいものではない。
巷ではアテネ&北京で平泳ぎ2冠を達成したスーパースターが
晩節を汚すからと引退を勧める声もあるが、先述したように32
歳にも拘わらず優勝争いをした上で3位に入れるのは凄いので
世界で戦えなくても国内の試合で‘自分を倒してから世界へ
行け’という形で若手選手の壁として立ちはだかって欲しい
ものだ。
それは2大会連続2冠を獲得しスポンサーも付いてCMにも出演
できる北島にだけ許された特権でもあるのだから。