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こーじ苑
いつの間にか 広州アジア大会が終わって
広州アジア大会で垣間見えた、北朝鮮選手と中国選手のマナーの“意外な差”(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
11月12日から中国の広州で始まっていたアジア大会が27日に終わり、日本は
メダル獲得数が2位の韓国にも大きく水を開けられて3位だっただけでなく、金
メダル60個という目標にも遠く及ばない48個だったという。
とはいえ問題なのが今回のアジア大会に対する国民の関心が どれだけあったか
という事だろう。
そもそも今年はバレーボールや体操の世界選手権が同じ時期にあったりしたし、
世界選手権がない年の水泳や陸上は ある意味貴重な休養の年という位置づけ
ではなかったかと思う。
だから‘何が何でも中国に肉薄し、韓国に勝て’というムードは皆無で、いくら
JOCのお偉方がロンドン五輪へのトライアルなどと焚き付けても、今のうちから
・・・・という感じだったのではないか。
韓国はアジア大会を五輪に準ずる大会と位置づけているので金メダリストには
兵役免除などの特典が付くし、中国は開催国という事で国を挙げての強化で
臨んでいるのに対し日本は そこまでの熱はないだろう。
例えば柔道など前年の世界選手権で初めての男子の金メダルなしという屈辱を
晴らすために今年は東京で行われる世界選手権という事で、かなり力を入れて
いたおかげで何とか失地を回復するぐらいはできた。
しかも12月には世界ランキングに拘わるグランドスラムが行われるので世界選手
権で活躍したメンバーは‘何が何でも金’というモチベーションはアジア大会では
保ちづらいだろうし、実際にそれが結果に反映したと思う。
史上初の金メダルを獲得した男子サッカーなどU21のみならず、この世代で
Jリーグのレギュラーはリーグ戦の終盤という事で召集されない2軍のような
チームで、 それが却って代表入りへの高いモチベーションを保つ事になり、金
メダルという最高の結果に結びついたのだった。
‘アジアで勝てなければ世界では通用しない’とはJOCのお偉方の発想だが、
選手達がプロ化している現在 アジア大会のような総合大会よりも世界選手権
などに力を入れる傾向が これから強くなるのは当然だ。
ならばモチベーションの低いベストメンバーより、国際試合の真剣勝負に飢えて
いるBチームを派遣して戦わせた方が国際試合の経験を付けさせるのには有
意義ではないかと思うのだ。
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男女サッカーVも良かったし。ソフトも、上野選手の好投が再見できて嬉しかったです。
アジア大会自体、開催していることすら知らない人も多かったのでは? もともとそんなに認知度があるものではありませんから。
私らのような、熱狂的スポーツファンが騒ぐぐらいなものなんじゃないでしょうか?
昔というか80年代までは それなりに大きくマスコミも扱っていたのですけどね。
やはり運営者が露骨な身びいきをやる中国と中東勢ですから、選手たちのモチベーションも上がらないと思いますね。
ちょっとした事で勝敗はひっくり返りますからね。