ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ミラーマン&ファイヤーマン&ジャンボーグAが終了し
以前も記したように前年の12月29日にジャンボーグAが最終回で
終わり、71年12月から始まったウルトラ以外の円谷巨大ヒーロー
作品集が終わった。
この3作品はウルトラと違った世界を造ろうとする意欲作で特に
ミラーマンとファイヤーマンは、帰ってきたウルトラマン以降どち
らかといえば子ども向けにシフトしていた円谷が少し対象年齢を上
げて制作していた。
特にミラーマンは気付かないうちに異星からの侵略が始まってい
るという前年日本でOAされた謎の円盤UFOの雰囲気=コンセプトが
秀悦で、個人的に前半の雰囲気は面白かったのだが帰ってきたウル
トラマンと仮面ライダーのおかげで特撮ヒーロー作品が次々に制作
され視聴率競争に巻き込まれていったのが惜しまれる。
つまり第1期ウルトラがOAされた頃なら十分視聴率も稼げたのだ
ろうが、当時高視聴率を取ろうとしたらメインターゲットの子ども
向けにならざるを得ないというジレンマがあったのは十分考えられ
るのでジャンボフェニックスなどは典型だろう。
ミラーマン終了後のファイヤーマンなど裏番組が今でも続いてい
るサザエさんというのが不運の始まりで、サザエさんの裏番組なら
特に初代ウルトラマンのような原点回帰の展開は子ども達にも退屈
なものだったと思われる。
一方ジャンボーグAはミラーマンで描けなかったミラーマン兄弟
のような設定でスタートし、2号ライダー的なジャンボーグ9の登
場など仮面ライダーテイストのある異色作として好評だった。
惜しむなくは続編が示唆されながらオイルショックの影響などで
制作されず、結果的にウルトラシリーズ中心になったわけで何とも
残念な話。
それがジャンボーグA終了から37年後の2010年にウルトラマンゼ
ロTHE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国でミラーナイト・ジャンボッ
ト・グレンファイヤーらがミラーマン・ジャンボーグA・ファイヤー
マンをオマージュしたヒーローとして登場しウルトラマンゼロとウル
ティメイトフォースゼロ結成しウルトラの世界と融合したのは感無量
だった。
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私の場合はミラーマン大全を購入してますからミラーマンに関しては詳細に記されてますが、ジャンボーグAとファイヤーマンは大全出てないのですよね。
残念です。
「ファイヤーマン」特集では岬役の誠氏のインタビューも行われており、水島役の岸田森氏に厳しくも優しく面倒を見てくれたことを回想していました。
ウルトラマンAGEありましたね。
怪奇大作戦の時は買いましたけど、内容がファンコレに比べて今ひとつだったから2冊ほどしか購入しなかったのを覚えてます。
大全はその後でしたから内容が充実してコチラの方が満足度高かったです。
初期の頃は悪くなかったし、特に80年代の頃はファンコレしか詳しいのはなかったですからね。
AGEシリーズは1話の解説が今ひとつと感じてました。
だからセブンAGEみたいに昭和と平成が掲載されたのは悪くなかったですけどね。