少年ライダー隊の秘密のアジトは

 秘密のアジトといえば悪の組織が密かに悪事を企む場所というイメージが
あるし、ヒーロー作品ではウルトラなどの防衛チームでウルトラセブンの
ウルトラ警備隊が所属している地球防衛軍極東基地が富士山麓に秘密
基地を持っている。 

 巨大ヒーローモノでは秘密基地は正義のチームというイメージだが、仮面
ライダーのような等身大ヒーローの場合は悪の組織の方が秘密度は高い。

 そんな中で面白いのが仮面ライダーと仮面ライダーV3に登場する立花
藤兵衛が仮面ライダーに協力する少年少女を集めて結成した少年ライダー
隊だ。

 特にV3の冒頭で本部がデストロンのハサミジャガーに襲われて地中に沈め
られ破壊されたため、3話から藤兵衛が経営する運動具店・セントルにカム
フラージュした本部を作った。

 店の奥に入って棚のボーリングのボールを並べ替え、一つのボールにペン
ダントで光を当てると棚が壁ごとスライドし奥の部屋に通じるというもの。
 そしてこの奥の部屋が少年ライダー隊の本部になっているのだ。

 V3がOAされていた頃はボーリングブームだったので運動具店にボーリン
グの球があるのは理解できるが、これをロック代わりにするには重たいし
(事実おやっさんは重たそうに移動させていた)手間もかかる。
 ミュンヘン五輪の後なのだから せめてバレーボールぐらいにした方がいい
のでは?と思ったりしていた。

 実際5話ではマシンガンスネークから変身中に撃たれて負傷しライダー隊
本部に転がり込むのだが、どうみても負傷した体で重たいボウリングの
ボールを移動させ少年ライダー隊のペンダントの裏にある鏡で光を反射
させて照射する余裕はなかったようだ。

 本部内ではモニターで店内に仕掛けたカメラで来客を確認しているのだが、最初の来客が開店祝いの花輪を持って来た業者。
 ところが花輪の送り主が何とデストロン!

  発足早々デストロンにばれているのだ!

 以降も度々デストロンから侵入されるのだが、最終回などはザリガーナや
鬼火セイウチから襲撃され珠純子が拉致されてしまう。 

 これではカムフラージュの意味がない。     

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