ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
アイルトン・セナが亡くなって30年
今から30年前の今日94年5月1日にイタリアのイモラサーキットで
行われたF1サンマリノグランプリで、アイルトン・セナが首位で走
行中にタンブレロコーナーでコンクリートバリアに高速で衝突する
事故を起こし病院に搬送され死亡した。
ちょうどNHKサンデースポーツを見ていたら速報で`サンマリノGP
でアイルトン・セナが事故を起こし医療ヘリで病院に搬送された’と
いうニュースが流れていたので、プロ野球ニュースの後に始まるF1
グランプリ中継を見ていたらセナの事故が大々的に扱われていた。
その後レースの中継が始まったのだが途中でCMが入り終わると
レースではなく、解説の今宮純や川井一仁らがセナの死亡を沈痛な
表情で伝えていたのを今でも思い出す。
つまりフジTVのF1中継は完全にレースそのものではなく、セナの
事故から死亡までを放送時間のほとんどに費やしたため片山右京が
6位入賞したレースはゴールシーンが最後に映ったぐらいという形
になり当時翌週にWOWOWがレースをフルに録画中継していたの
で見る事ができたし‘このタイミングで事故を起こしたのか’と確認
できたのだった。
アイルトン・セナは88年・90年・91年と3度のワールドチャンピ
オンに輝いたF1史上に名を残す名レーサーで、87年に中嶋悟がロー
タスホンダからF1フル参戦した時のチームメイトだった事もあり
注目されホンダエンジン搭載のマシーンでのワールドチャンピオン
だった事もあり独占中継していたフジにとってはイチ押しのスター
ドライバーだった。
ドライビングテクニックも素晴らしく日本での人気者になってい
た一方でF1人気=セナ人気的なところがあり、いみじくもセナが死
亡した直後に‘再来週のモナコGPにセナはいませんがF1は続いていく
わけです’と今宮純が涙ながらに語っていたのだが残念ながらセナの
死後日本でのF1人気は下降線を辿り始める。
これもF1の魅力=セナの魅力に矮小化してしまっていた、フジ
TVの方針の結果でもある。
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個人をひたすらピックアップばかりするから、本当の中継が何たるかを理解していない。
個人が牽引しているのではなく、関係者各位がファンが盛り上げている事を認識しないと、この低迷はエンドレスだろうね。
30年ですね。
これぞスター中心主義の弊害で、これが改まらないので日本の特に民放地上波スポーツ中継のレベルは低いままなのでしょう。
チェックありがとうございます。
早速修正しました。