大坂なおみとドミニク・ティームが共に逆転で制したテニス全米OP


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200913-0105

 昨日でテニスの全米OPが終了し男子シングルスはオーストリア
のドミニク・ティームがドイツのアレクサンダー・ズベレフに2セッ
トダウンから大逆転してGS初優勝を飾り、女子シングルスは一昨
年優勝した大坂なおみがベラルーシのビクトリア・アザレンカに1
セットダウンから2-1の逆転勝ちで2年ぶりの優勝を飾った。

 第2シードのティムだがノバク・ジョコビッチやラファエル・ナダ
ルにロジャー・フェデラーというビッグ3の壁に阻まれ続け無冠の帝
王という存在になりかけた中、今大会は順当に勝ち進んだものの決勝
では足を痛めた中で踏ん張り結果的に最終セットはタイブレークにな
る4時間越えの激戦を制しての初優勝である。

 女子の大坂も第1セットでアザレンカのペースで1―6と落としたが
第2&第3セットを制して逆転ての優勝は、全米OP女子シングルスで
は快挙らしい。

 男子は先述したようにジョコビッチ・ナダル・フェデラーの3強が
王座を占める状態でGS初優勝者が出るのも14年のマリン・チリッチ
以来という中、ティーム自身3度GSの決勝に進出しながらジョコビッ
チやナダルの前に勝てなかった負の歴史にようやく終止符を打つ事が
できたのだ。

 また女子の大坂は優れた身体能力を持ちながらメンタルの弱さと
いう弱点を持つため好不調の波が大きいとされていたのだが今大会
では2回戦と準々決勝以外はフルセットを戦う中で崩れなかったし、
特に決勝は第1セットで第3ゲームをキープしただけで1-6で落とす
と第2セットも先にブレークを許す苦しい展開。

 以前の大坂ならこういった状況では自ら崩れていくのだが直後の
第3ゲームをブレークバックすると、第6ゲーム以降は4ゲーム連取し
第2セットを取り返すと第3セットも先にブレークし第7ゲームをブレ
ークされたものの第8ゲームをブレークバックしてペースを最後まで
渡さなかった。

 もともと身体能力の高さは世界のトップレベルだがメンタル面が
弱いという弱点を併せ持っていたのだが、徐々に克服してきている
のが分かるし2週間後にクレーで行われる全仏OPでどこまで戦える
のか注目したい。

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