井岡一翔はジム移籍をするべきではないか

井岡が王座返上=引退の可能性も―WBAフライ級

 WBAフライ級王者・井岡一翔が引退の危機だという報道がスポ
ーツ紙に載っていた。

 確かに4月に5度目の防衛に成功してから全く試合をする雰囲気
がないばかりか、毎年恒例になっている大晦日の試合すら発表され
ずにいた一方でハワイでグラビアアイドルとの結婚式の写真までが
話題になるぐらい。

 会長であり父である井岡一法会長が先日記者会見したのを見ると
‘結婚してから練習できてないし、本人のモチベーションがなく試
合への準備が間に合わない‘というのが理由らしいが果たしてそれ
だけか?と思うのだ。

 井岡は11年2月にオーレドン・シスマーチャイに5RTKO勝ちし
プロ入り7戦目でWBCミニマム級タイトルを奪取し、初防衛戦では
強敵ファン・エルナンデスに判定で完勝した時には次世代の日本のエ
ースが誕生したという感じだった。

 そして12年6月にWBA王者の八重樫東に判定勝ちしタイトルを
返上してLフライ級に上げたまではよかったが、当時のWBA王者
ローマン・ゴンサレスをスーパー王者に棚上げして決定戦でタイトル
を奪取しただけでなくロマゴンとの統一戦を回避するなど心あるファ
ンのヒンシュクを買った。

 しかもLフライ級では大した挑戦者との対戦もなくフライ級に上
げ2度目の挑戦でタイトルを奪取したもののスーパー王者に君臨す
るフランシスコ・エストラーダとの対戦を忌避し、再び格下の相手
ばかりと防衛を重ねるなどライバルとされる井上尚弥が海外進出し
世界的に評価を上げるなど差が大きく広がっているのも事実。

 個人的にはミニマム級時代はイスマエル・サラストレーナーと組
ませるなど陣営にやる気が感じられたのだが、Lフライ級に上げて
からはサラス氏と袂を分かった形になってドメスティックな国内の
みで格下挑戦者と対戦する路線になってしまったと思われる。

 父親のTVマネーありきの姿勢に嫌気がさして井上のような強敵
との対戦で海外進出路線を希望しているにも拘わらず、父親から否定
されているのを受けて‘反乱’を起こしたのならば見込みはあるだろ
うが新妻との結婚生活に溺れてのモチベーション喪失ならば引退した
方が本人のためではないか。

 先日の会見には一翔本人の姿はなく父親の一法のみの出席だから、
よけいにそういった詮索をされるわけだし両者の間にここまで溝が
できているならば東京のジムで再起を図った方がいいと思うのだが
果たして。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
すっかり錆び付いてしまったな (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2017-11-13 22:57:54
今のイオカメダの有様だと、比嘉に惨殺されるだけでなく、木村翔にも余裕で負けるだろうね。
 
 
 
まさしく (こーじ)
2017-11-14 22:36:35
>テコンドーを五輪から除外城!様
 まさしく比嘉には勝てないでしょうね。
 やはり艱難辛苦汝を玉にせんの逆バージョンで。
 
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