ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
09夏の甲子園・第13日
今日でベスト4が出揃うのだが今日の見どころは実力と相性。
第1試合は帝京が、第2試合は中京大中京が実力的に有利だが東京と
岐阜の これまでの対戦成績は春夏通じて岐阜勢の5戦全勝。
更に宮崎と愛知の これまでの対戦成績は春夏通じて宮崎の4勝1敗と
反対になっている。
さて実力通りになるのか、県別対戦の相性が上回るのか?
第1試合:帝京 3-6 県岐阜商
1回表に帝京は1番がヒットで出塁するとバントと四球で 2アウト1・2塁から
5番のタイムリーでレフト前に打ち返し先制する。
その裏に岐阜商も1番がヒットで出塁すると2塁に進み4番がライト前に打ち
返すとバックホームの送球が逸れ、カバーした投手が3塁ベースを回った
ランナーを刺そうとしたのが悪送球になって同点。
なお2アウト2塁から5番のタイムリーで岐阜商があっさりと逆転する。
帝京が2回に2アウト1・2塁、3回に2アウト満塁のチャンスを潰したのに
対し岐阜商が3回にヒットと四球でノーアウト1・2塁とチャンスを掴んだ
ところで帝京は1年生の伊藤にスイッチ。
ところが4番のバントで2・3塁から5番が歩き満塁とすると6番が叩き付けた
打球が1塁手の前で跳ねる2ベースで2点追加、更にスクイズとタイムリーで
この回4点を追加して6-1と大量リード。
帝京は5回に連打でノーアウト1・2塁から1アウト2・3塁とし、内野ゴロと
7番の内野安打で2点を返す。
しかし6回以降ヒットのランナーを出すものの、山田が踏ん張り 6-3の
まま県岐阜商が逃げ切った。
帝京は前半信じがたいミスを連発して3回までに6失点したが、ヤマ場
となった3回戦の九国大付戦の反動が出た感じだ。
やはり大一番をクリアすると気が緩むというのは よくある事だろう。
ヒット数は互いに12安打だし、共に1イニングを除いて毎回ランナーを
出していた。
勝敗を分けたのがツキ、3回の1アウト満塁から6番が叩き付けた打球が
1塁手の頭上を越えフェアーゾーンに落ちて2点タイムリー2ベースになった
のが象徴的だろう。
これで岐阜勢は東京勢に対し6戦全勝となった。
第2試合:都城商 2-6 中京大中京
1回表に都城商は1番が内野安打で出塁しバントで1アウト2塁と攻め立て
るが後続が倒れ無得点。
その裏に中京は2アウトから新西を攻め3・4番の連打と5番の3ランで早くも
3点を先行すると、3回にも1アウト1塁から4番と5番が連続2ベースで5-0
とリードを広げる。
4回に都城商は1アウトから連打で1・2塁にして7番がレフト線に2ベースを
放ち2点を返すが、8番の3塁ゴロでオーバーランした2塁ランナーをタッチ
して送球する併殺で中京がピンチを凌ぐ。
4回から左腕の藤本にスイッチした都城商は中京に追加点を与えず反撃の
機会を狙うが堂林の前に6回以降パーフェクトに抑えられたのに対し、中京は
7回に3番・4番の短長打で2点を追加して6-2で完勝した。
やはり都城商の新西が疲れからか立ち上がりに掴まり3ランを浴びた
のが結果的に致命傷だった。
それにしても集中打が出る中京は強い。
これでベスト4が決まり第1試合が県岐阜商-日本文理、第2試合は花巻
東-中京大中京となった。
面白いのが古豪と言われた県岐阜商と中京大中京に対し、県勢初優勝を
目指す日本文理と花巻東が残った事。
特に日本文理の大井道夫監督は50年前の59年に準優勝した宇都宮工
のエースだったという因縁もある。
« 今日はサマー... | シソの大葉が ... » |
岩手、新潟、東海2校の準決勝となりました。古豪の中京ー岐阜商の決勝か、花巻ー文理の対戦まであるのか。岐阜ー文理は点の取り合いか?
遂に日本文理ファイナル進出ですね。
県勢初優勝なりますか?
>さくらい様
帝京は妙に落ち着きがなかったですね。
どうも3回連続でベスト8が壁になっていますね。
都城は仕方ないでしょう、選手層が薄いので4試合目となると厳しいですね。
それにしても大会前に中京大中京-日本文理の顔合わせを予想した人は何人いたでしょうかね。