ウルトラマンの設定は難しい

 初代ウルトラマンは40年前の4月で終了し10月からウル
トラセブンが始まった。 
 セブンは名作と言われ今でも私を含めた熱狂的なファン
がいる、そしてあまりにも有名な最終回のダンとアンヌの
別れのシーンなど見どころが多い。
 そのためセブンの最終回を踏襲したシリーズは圧倒的に
多いのだ。
 その一方で初代ウルトラマンの設定を忠実に引き継いで
いる作品は以外に少ない。
 例えばファイアーマン。
 宇宙からの侵略ではなく地球の神秘を探っているうちに
怪獣が出現したり、地底の底にジュラ紀の世界が残ってい
た話など今見ても斬新な話が多かったが‘サザエさん’の
裏番組だったのもあって視聴率的に伸び悩み放送枠移動の
憂き目にあう。
 そしてその頃から宇宙人の侵略モノになってしまった。
 
 結局宇宙からの侵略に対して戦うというセブンの設定の
方がノリがいいし、ウルトラマンのような寓話的な話は
意外に作るのが難しい。
 全39話で地球産の怪獣は28体だ。
 いちいち出現した理由付けなどをするより宇宙人の侵略
兵器にした方が作りのも楽だろう。
 
 また初代ウルトラマンは最後までハヤタが変身するとい
う事が科学特捜隊のメンバー達をはじめとした全員にバレ
ずに終わっているのだ。
 
 最後まで正体がバレなかったヒーローものは他には記憶
がない。
 それだけ初代ウルトラマンの完成度が高いという事だろう。
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