ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
スター選手獲得・サッカーの場合
昨日まで‘ジャイアンツが他球団から選手をかき集める
理由’を3回にわたってレポしたが、今回は番外偏のサッカー。
よく04年のプロ野球再編騒動で言われたのが‘地域密着し
身の丈に合った経営をしっかりしているJリーグを見習え’
という意見が多々あった。
実際93年に発足したJリーグは当初どうでもいい選手にまで
億単位の年俸で契約していた。しかしバブルがはじけて以来
収容人数にあった年俸をどこのチームも設定し始めたのだ。
ただサッカーライターの方々に言わせると‘Jリーグの最大の
欠点はジャイアンツがない事’だった。
つまり身の丈経営はいいが、やはりプロなのだからその国を
代表する華のあるビッグクラブの存在が絶対に必要なのだ。
いつも観客が満員で資金が潤沢にあり、強いというチームが
04年までJリーグになかった。
イタリアにはユベントスとACミラン、インテル、ローマetc
スペインにはレアル・マドリード、バルセロナ、バレンシアetc
イングランドはチェルシー、マンU、アーセナルetc
必ず1つの国に3チームはビッグクラブがあるのだ。
99年の今頃シドニー五輪のサッカーアジア1次予選で札幌の
吉原がフィリピンやマレーシアなど格下相手に得点を量産して
いるのを見た解説のセルジオ越後が
‘この吉原はJ2の札幌ですよね、これだけ格下相手といっても
点を取れる選手をJ1のチームが引き抜かないのはおかしい。
J2のチームにいたらダメになりますよ、J1のチームが引き抜か
ないようだったらJリーグはダメになりますよ’とキッパリ言って
いたのだ。
これをプロ野球で言えば‘楽天にいたらダメになるからジャイ
アンツあたりが引き抜かないと’というようなものではないか?
だがセルジオ氏の発言に異を唱える者は誰もいないどころか、
それを受けて早速G大阪が吉原を獲得したのだった。
そういえばペルージャ1年目から大活躍していた中田英寿につい
て熱狂的なペルージャのサポーターは‘ナカタはいい選手でずっと
いて欲しいが来年か再来年にはビッグクラブでプレースべきだ。
それが彼のためだ’と言っていたのを思い出す。
そうなると‘ビッグクラブばかりにいい選手が固まるのでは?’
という意見が出てきそうだが、そんなに甘くない。
というのもサッカー選手の場合、契約年俸を全額貰えるのは全
試合フル出場して初めて貰えるのであって、途中出場ばかりなら
3分の2ぐらいだ。
例えば磐田でW司令塔としてプレーしていた藤田と名波は最近
体力的に衰えてきたので2人を併用したいたが、両者とも年俸を
全額貰えないので藤田が名古屋へ移籍している。
つまり選手は試合に出てナンボなのである。
また新人獲得のためのドラフトはなく、自由競争だ。
だから各チームのスカウトは自チームのコンセプトをしっかり
説明して選手にチームを選ばせるし、‘○○選手は千葉の方がいい
のでは?’などとスカウト同士で新人の情報交換したりして入団
交渉を行うらしい。
だからいくら名前のあるスーパースターでもチームのコンセプト
に合わなければ声はかけない。
そして海外のチームに移籍したければ気持ちよく送り出すという
のも忘れてはいけない。
‘○○万円より多く貰いたければ海外に行け’という様に言うら
しい。それが選手のためにもチームのためにも適切なのだ。
こうして見ているとJリーグ経営は親会社からの天下りした無能
社員に務まるほど甘くない。
予算も限りあるし、ジャイアンツのようなマネをしていては潰れ
るだけだ。
一方プロ野球の場合は、その反対を未だにやっているというのが
よく分るだろう。
老害経営者達が追放されない限りプロ野球人気に再浮上はないの
ではと思われる。
理由’を3回にわたってレポしたが、今回は番外偏のサッカー。
よく04年のプロ野球再編騒動で言われたのが‘地域密着し
身の丈に合った経営をしっかりしているJリーグを見習え’
という意見が多々あった。
実際93年に発足したJリーグは当初どうでもいい選手にまで
億単位の年俸で契約していた。しかしバブルがはじけて以来
収容人数にあった年俸をどこのチームも設定し始めたのだ。
ただサッカーライターの方々に言わせると‘Jリーグの最大の
欠点はジャイアンツがない事’だった。
つまり身の丈経営はいいが、やはりプロなのだからその国を
代表する華のあるビッグクラブの存在が絶対に必要なのだ。
いつも観客が満員で資金が潤沢にあり、強いというチームが
04年までJリーグになかった。
イタリアにはユベントスとACミラン、インテル、ローマetc
スペインにはレアル・マドリード、バルセロナ、バレンシアetc
イングランドはチェルシー、マンU、アーセナルetc
必ず1つの国に3チームはビッグクラブがあるのだ。
99年の今頃シドニー五輪のサッカーアジア1次予選で札幌の
吉原がフィリピンやマレーシアなど格下相手に得点を量産して
いるのを見た解説のセルジオ越後が
‘この吉原はJ2の札幌ですよね、これだけ格下相手といっても
点を取れる選手をJ1のチームが引き抜かないのはおかしい。
J2のチームにいたらダメになりますよ、J1のチームが引き抜か
ないようだったらJリーグはダメになりますよ’とキッパリ言って
いたのだ。
これをプロ野球で言えば‘楽天にいたらダメになるからジャイ
アンツあたりが引き抜かないと’というようなものではないか?
だがセルジオ氏の発言に異を唱える者は誰もいないどころか、
それを受けて早速G大阪が吉原を獲得したのだった。
そういえばペルージャ1年目から大活躍していた中田英寿につい
て熱狂的なペルージャのサポーターは‘ナカタはいい選手でずっと
いて欲しいが来年か再来年にはビッグクラブでプレースべきだ。
それが彼のためだ’と言っていたのを思い出す。
そうなると‘ビッグクラブばかりにいい選手が固まるのでは?’
という意見が出てきそうだが、そんなに甘くない。
というのもサッカー選手の場合、契約年俸を全額貰えるのは全
試合フル出場して初めて貰えるのであって、途中出場ばかりなら
3分の2ぐらいだ。
例えば磐田でW司令塔としてプレーしていた藤田と名波は最近
体力的に衰えてきたので2人を併用したいたが、両者とも年俸を
全額貰えないので藤田が名古屋へ移籍している。
つまり選手は試合に出てナンボなのである。
また新人獲得のためのドラフトはなく、自由競争だ。
だから各チームのスカウトは自チームのコンセプトをしっかり
説明して選手にチームを選ばせるし、‘○○選手は千葉の方がいい
のでは?’などとスカウト同士で新人の情報交換したりして入団
交渉を行うらしい。
だからいくら名前のあるスーパースターでもチームのコンセプト
に合わなければ声はかけない。
そして海外のチームに移籍したければ気持ちよく送り出すという
のも忘れてはいけない。
‘○○万円より多く貰いたければ海外に行け’という様に言うら
しい。それが選手のためにもチームのためにも適切なのだ。
こうして見ているとJリーグ経営は親会社からの天下りした無能
社員に務まるほど甘くない。
予算も限りあるし、ジャイアンツのようなマネをしていては潰れ
るだけだ。
一方プロ野球の場合は、その反対を未だにやっているというのが
よく分るだろう。
老害経営者達が追放されない限りプロ野球人気に再浮上はないの
ではと思われる。
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