選抜高校野球第2日

 大会を通じて、今日が唯一の4試合日。

  G1:明徳義塾3-1関東一
 屈指の好カード。 21年前の再戦だが、今回は明徳が先攻。
 リベンジに燃える?明徳は3回まで毎回ランナーを出すが、
いい当たりが正面をつくなど得点できず。
 関東は1回こそ3人で終わるが2回に先頭打者の2ベースから
2アウト3塁とし、新井がセンター前に落とし先制。
 しかし以後はランナーは出すものの2アウトからで連打が出ない。
 その間に明徳は4回に関東同様7番の音田の2ベースで追い
付くと、6回には音田のスクイズで逆転。
 9回にはノーアウト3塁から、犠牲フライで3点目を上げて突き
放す。
 関東は7回にノーアウト2,3塁から1アウト満塁と攻め立てるが、
後続を絶たれて21年前とは逆に3-1で逃げ切られた。

  G2:履正社3 ⑩ 2下関商
 昨日の北大津ー東北戦同様、履正社が3回まで2-0とリードして
楽勝モードと思われた。
 下関商は1回にヒット・バント失敗・ヒットでチャンスを作るが、4番が
3塁ゴロゲッツー。
 7回には3安打を打ちながらノーアウトで出たランナーが牽制で
刺されるなどチグハグで、履正社が4回以降ノーアウトのランナーを
出しながら追加点が取れなくても履正社の逃げ切り濃厚と思われて
いた。
 ところが9回に下関商は3番と5番が1イニング2本のHRを放ち同点に
追い付く。
 その裏に2アウト2塁からサヨナラと思われるヒットが内野安打に
なったり、1,3塁からヒット性の打球がショート正面を突いたりと流れは
下関商か?と思われた。
 それが10回裏2アウト2塁からセンターフライをセンターが落球して
履正社がサヨナラ勝ち。
 スコア的に接戦で、土壇場で2HRが出るなどインパクトが強かった
ものの、何とも締まらない内容だった。

  G3:聖望学園2-0小松島
 1回に聖望は2アウトから城戸がHRを放ち先制すると、2回には
1アウトから3連打で1点を追加して2-0。
 ところが3回以降はランナーが出るものの追加点が奪えず、第 2試合と
同じ展開となった。
 こうなると小松島ペースになるはずだが、小松島打線は3回に 1アウト
1,2塁で1塁ライナーゲッツー。
 4回にもノーアウト1,2塁を潰し、6回以降は2安打に封じられた。
 聖望の大塚がよかったのか?小松島打線がイマイチだったのか?
それは、3回戦の履正社戦で答えが出る。

  G4:鹿児島工3-1水戸商
 似たようなチームカラー同士の対決だが2回にセーフティースクイズで、
3回には3番のタイムリーで1点づつ上げた鹿児島が主導権を握る。
 4回まで内村から1安打に抑えられていた水戸商は5回に2アウト 3塁
から3塁ゴロエラーで1点を返し、なおも満塁まで攻め立てるが1点止まり。
 その裏に鹿児島はノーアウト2塁でバントを若杉が間に合わない 3塁
への悪送球で3-1と再び突き放す。
 結局この1点が効いて、8回に水戸商が1アウト1,2塁から2アウト満塁と
攻め立てたが三振で逸機。
 典型的な先取点がモノを言った試合となった。

 ここまで7試合を見て点差は競っているが、打線が少し低調な気がする。 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
第2日目も内容は? (さくらい)
2008-03-24 08:46:10
4試合ともに僅差の試合になりましたが

スコアほどの緊迫感はありませんでしたね。

打線が今ひとつか。明徳、履正社もそれほどの

力は感じられず。鹿工の投手がまあまあかな。

今日は常葉に注目、ゆっくり観戦します。
 
 
 
確かに、その通りです (こーじ)
2008-03-25 02:14:01
>さくらい様
 特に履正社は、思ったより大したことなかったですね。
 鹿児島工の投手も分かりませんよ。
 相手が問題ですからね。

 常葉は、やはり強かったですね。
 負ける気がしませんでした。
 
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