新浜立也、名実ともにSスケート男子短距離界のエースに


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/sports/kyodo_nor-2020022901002408

 ノルウェーのハーマルで開催されているスピードスケートの世界
選手権のスプリント部門で女子は高木美帆、男子は新浜立也が優勝
する男女アベック優勝になっただけでなく女子は2位が
小平奈緒とい
う1・2フィニッシュを飾った。

 今年のスピードスケート世界選手権は短距離の世界スプリント選
手権を吸収して行われているのだが女子は短距離女王の小平奈緒と
中距離エースの高木美帆の2枚看板がいるので、それなりの活躍は
期待していたものの問題は男子。

 かつてはカルガリー500m銅メダリストの黒岩彰が83年と87年に
優勝しているのを皮切りに長野500m金メダリストの清水宏保や、
黒岩敏幸に堀井学や井上純一らが表彰台に上っていた。

 世界スプリントは2日間にわたって500mと1000mを2本づつ滑り
合計得点で争うのだが、500mのスペシャリストだった加藤条治が
表彰台に上がれてないように1000mがダメだと上位に入れてない
し実際ソルトレイクシティ以降は1000でも活躍していた長島圭一
郎が2度表彰台に上ったぐらい。

 かつて1000mは500mのスピードを維持できる者が勝っていた
のが、ソルトレイクシティ以後は1500mのスプリント力のある
者が勝つようになっているので長島以外500のスペシャリストば
かりだった日本男子が低迷するのは必然だった。

 そんな中で新浜は昨年2位に入ったので ようやく新世代のエー
スが出て来た感じだったのだが、今年ついに総合優勝した事で新
エースの誕生という事になる。

 今回のレースぶりを見ると初日の500が2位で1000は1位で総合
1位で折り返すと、2日目も500で1位になると1000でも3位に入り
見事に初優勝を飾ったのだ。

 こうしてみると日本勢の課題だった1000mで戦えるようになっ
てきているのが大きいので今度は清水に対する堀井や、加藤と長
島のように新浜に続く国内のライバルが出て来て欲しいと思う。

 

 

 

 

 

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