ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2015夏の甲子園 第2日
東海大甲府 打撃戦の隣県対決制し3年ぶり夏勝利 春8強静岡無念
今日の注目カードは第4試合の東海大甲府-静岡戦。
東海王者で選抜でもベスト8の静岡と評価が高い甲府の対決は、
両校とも強力打線を擁する以外に両校共に昨夏も出場し初戦敗退
しているという要素もある。
第1試合は共に継投で勝ち抜いてきたチーム同士だが、花巻の
左腕・高橋を持丸監督率いる松戸打線がどこまで攻略できるかだ
ろう。
第2試合は ここ数年両校とも‘あと一歩’で夏の甲子園を逃し
続けてきたチームだが、昨春を経験した新庄の方がやや有利か。
第3試合は共に強力打線を擁して継投で勝ち抜いてきたチーム
だから当然ながら先取点がモノをいうだろうし、継投のタイミン
グの見極めが勝敗を分けるかもしれない。
この両校も昨夏地力がありながら初戦敗退したチーム同士と
いう事だから、どちらが昨夏の苦い経験を生かせるか。
第1試合:花巻東 4-2 専大松戸
2回に花巻は3つの四死球で2アウト満塁から9番の2点タイムリ
ーで先制すると、3回にも1アウトからヒットと四球で1・2塁とし
2アウト後6番のタイムリーで3点目を上げる。
ただし松戸は1塁ランナーのオーバーランを見逃さずに刺して
流れを変えると、直後の4回に1アウトから2者連続エラーで1点
返し5番の3ベースで1点差とする。
5回に1アウトから四球で出塁した2番が3番とのヒット&ランで
1・3塁とし4番のショートゴロで3塁ランナーが際どく還って貴重
な4点目を上げて試合を決めた。
松戸は4回に1点差として1アウト3塁から6番の3塁ゴロでホー
ムに突入してアウトになり、8回には先頭の3番が左中間を破る
ものの3塁を欲張ってアウトになるなど積極果敢な走塁が仇と
なって流れを手放したのが痛かった。
第2試合:霞ヶ浦 2-4 広島新庄
2回に新庄は4番が歩き1アウト後6番&7番の長短打で2点を先行
すると霞ヶ浦も4回に2アウトから7番&8番の長短打で1点返し、
5回には1アウトから2番以下の3連打で追い付く。
直後の6回に新庄は5番&6番の連打とバントで1アウト2・3塁から
8番の2塁ゴロで勝ち越すと、更に2アウト後1番のタイムリーで
1点を追加し4-2とリードを広げる。
7回以降2番手の安高にノーヒットに抑えられた新庄に対し、
霞ヶ浦も8回を除いて毎回ヒットのランナーを出すものの新庄・
堀から決定打を奪えず。
1回に四球とヒットなどで1アウト2・3塁を潰し、5回に同点から
相手エラーで2アウト満塁まで攻めながら勝ち越せなかったのが
最終的に響いた形だろう。
第3試合: 九州国際大付 8-2 鳴門
1回の1アウト2塁を潰した九国大付だったが2回に6番&8番の短
長打で先制すると、3回にも3ベースで出塁した1番を2番の犠牲フ
ライで返し2-0とリードを広げる。
鳴門も1回に2アウトから3番がヒットで出塁すると2回には先頭の
5番が2ベースで出塁し1アウト3塁とするが7番&8番が粘ったものの
連続三振に倒れて無得点。
迎えた6回に先頭の3番が四球で出塁すると4番&5番の連打で3点
目を上げ、バントで1アウト2・3塁から7番以下の3連打で一挙5点を
上げて勝負を決めた。
鳴門も6回に2安打と2つの四球で押し出しの1点を返すと7回には
2番手・野木からヒットと四球にタイムリーで2点目を上げるものの、
なお1・3塁を併殺で後続を絶たれた。
打力は互角と見られていたし投手陣は鳴門の方が上か?という
予想は6回の猛攻の前に粉砕され、看板の渦潮打線も機先を制さ
れた形だろう。
第4試合:東海大甲府 8-7 静岡
1回に甲府は2アウトから死球で出塁した3番を4番の2ベースで
返すと静岡もエラーで出塁した2番を4番の2ベースで返して追い
付き、2回には6番&8番のヒットで1・3塁から9番のスクイズで2-
1と勝ち越す。
ところが甲府は3回に1アウトから1番&2番の連打と犠牲フライで
追い付くと死球の後5番&6番の長短打で5-2と逆転し、4回にも
ヒットで出塁した9番&2番を4番の2点タイムリーで返し7-4と
突き放す。
一方の静岡も逆転された3回に四球で出た2番&4番を5番&6番の
連打で2点返すなど、7回まで毎回安打を記録。
迎えた6回に1アウトから1番&2番の短長打に3番のスクイズで
1点返すと、7回にはヒットと四死球で1アウト満塁から犠牲フラ
イと内野安打で遂に追い付く。
それでも甲府は直後の8回にヒットとバントエラーに2番の
タイムリーですぐに勝ち越し、この1点が最終的に両校の明
暗を分ける事になったのだろう。
ヒット数自体は13本と11本で互角だったが明暗を分けたのは
静岡から逆転された直後の3回に集中打で上げた4点が光ったの
だが、逆に言えば甲府の猛攻にもびくともせずにビッグイニ
ングを作らせなかった甲府の投手陣の踏ん張りが勝利に繋が
っのだろう。
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いつも中立冷静ですね。
私はどうしても片方の学校に片入れして見てます。
そういう意味では第2日は最悪でした。
静高負けちゃいました。
静岡の捕手じゃないけど、本気で全国制覇期待してました・・・もうちょっと投手陣に安定性がないと難しかったでしょうか。
拙文でよければいつでもどうぞ。
個人的にはチャレンジ精神のあるチームを応援してますので、例えば静岡や作新のように伝統+イマドキの
攻撃野球をするチームなどは大好きですよ。
静岡が敗れたので‘岳南健児の意気を見よ~’と歌うオリジナル応援歌が聞けなくなるのが寂しいです。