ホークス消化試合度満点の本拠地最終戦終了


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20211021-0286

 福岡で今日行われたファイターズ相手のホークス最終戦は、甲斐
拓也の2ランで2点リードしながら9回2アウトから森唯斗が杉谷拳士
に同点タイムリー2ベースを打たれて引き分け勝利で飾れず3位イー
グルスとの3,5ゲーム差を縮められずCSも厳しくなった。

 ホークスがニック・マルチネス、ファイターズは伊藤大海の先発
で始まった試合は、7回にヒットで出塁したアルフレッド・デスパ
イネをバントで送りPH長谷川勇也の1ゴロで2アウト3塁から甲斐の
2ランで先制する。

 マルチネスはファイターズ打線を8回まで5安打に抑える好投でダ
イレクトにクローザーの森にスイッチするが、1アウトから大田泰
示にヒットを打たれ2アウト後6番の万波中正を歩かせ杉谷にレフト
フェンス直撃の2ベースを浴びて追い付かれ9回裏はあっさりと3人
で終わり引き分けとなった。

 現状から見て勝ったとしてもCSが厳しい状況で迎えた本拠地最
終戦は完全な消化試合モードで、今シーズンのホークスを象徴す
るような試合展開だった。

 つまりマルチネスは好投するものの相手投手を打てず6回まで2
安打で、7回に2ランで先制するものの追加点が奪えず9回にクロー
ザーが打たれて勝てずという試合を今シーズン何回見た事か。

 確かに8回リバン・モイネロ&9回は森唯斗という盤石のブルペ
ンを誇っていたので若手投手は6回途中から7回を誰かが投げれば
OKという形で3年間ほど来ていたのだが、今年は後ろの2人がほぼ
不在のまま戦って勝てる試合や引き分けに持ち込む試合を落とす
ケースを度々見る事になった。

 さらに後ろが盤石という事は無意識に打線が依存する形で‘‘もう
1点’が取れない形が目立ち始めていたのだが、今シーズンはその
弊害がモロに出た形だろう。

 とりあえず今シーズン限りで引退を表明している長谷川の引退
試合という事で重要な場面で起用すると思われていたら7回裏1
アウト2塁で松田宜浩の代打として登場し2ゴロに倒れたのだが昨
年の日本シリーズを彷彿させるヘッドスライディングを見せ、そ
の流れから甲斐の2ランにつながったのだから他の引退試合とは一
味違っていた。

 それにしても今日の試合は長谷川の引退試合と共に今シーズン
限りで退任する工藤公康監督だけでなく、ファイターズ栗山英樹
監督の福岡での最終試合というのはいかにも消化試合。

 この試合がBS-1でのOAだったおかげで昨日のライオンズと同様、
本拠地最終&長谷川引退セレモニーまで見る事ができたのは良かっ
たのだが・・・

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