結納の日のトラブル

　今年は2000年と同じ暦であるがこの年は私が女房と
出会った年で、1月に義兄夫婦の紹介で知り合い11月には
結納となったのだ。
　そして6年前の昨日が結納の日であったがちょっとした
トラブルに巻き込まれた。
　当然のように結納は女房の実家に出向くのだが、女房の
実家はウチから車で約1時間の距離だ。
　途中から椎田道路というバイパスを通って行くのが最も
早いので当日もそのルートで行く予定だった。
両親と車で家を出たのが9:30、11:00頃に結納を始めるので
10:30には到着できるようにしていたのだ。
　ところがバイパスを走っていると途中から道が混み始め
遂には車が動いてない。ジリジリしながら時間だけは過ぎる
という最悪の展開だ。
　バイパスの途中に‘道の駅’があり、そこで何かイベント
でもやってるのでは？と思われた。大体その辺りで普段から
特に日曜日は渋滞するのだ。
　ただこの日の混み具合は尋常ではない、というのもわずか
1つの坂を登りきるのに20分近くかかっているのだ。
　結局私の判断で途中で右折してＵターンし脇道を通って
旧道に出たのだ。旧道は狭い片側1車線の道だからしょっちゅう
混みあっているのであまり通りたくないが、万が一バイパスの
渋滞が事故によるものなら旧道の方が混み合っても何とかなる
と思ったのだ。
　案の定、旧道も混んではいたがそれなりに車は動き10:50前に
女房の実家に到着した。
　ところが地元から結納の道具を注文したお茶屋さんが未だに
到着してないのだ。携帯から電話があり、バイパスで渋滞に
はまって動かないらしい。後から聞くと‘道の駅’の先で事故が
あってその後処理で渋滞したとの事。
　これを聞いた時はホッとしたと同時に旧道に出た判断は正し
かったのだと思った。
　結納は12:00前に始まり、つつがなく終了した。昼食には実家の
近くの海で取れた海産物が盛られていて特にエビ系のシャコは絶品
だった。
　当時は飲酒運転の基準が緩かったので昼食時にお酒をいただき、
夕方まで休んで18:00頃女房の実家を後にしたのだが今ではこれでも
飲酒運転になってしまうのだろう。
　因みに女房は着物姿だったが、シャコを剥いて食べるのに夢中に
なっていた私は女房のシャコを剥いてやるのを忘れていたので父が
気を利かせて剥いてくれていた。女房は今でもその事を言うのだが。