松田が銅メダル=競泳男子200バタ〔五輪・競泳〕(時事通信) - goo ニュース
今日の最大の注目は競泳の男子200mバタフライ。
アテネ以来3大会連続出場になる松田丈志が打倒マイケル・フェルプスに挑む
のだが今大会個人種目での金メダルがないなど調子が今ひとつのフェルプスに
対し、200mバタフライ一本に絞って臨み予選から好調な泳ぎでSファイナルを
1位で通過しているので今度こそ勝つ可能性が高いと思うのだ。
競泳では他に男子100m平泳ぎで5位だった北島康介が200m平泳ぎで
再び登場するので復調なるか。
そして柔道は女子63㌔級で世界王者の上野順恵が前日に松本が作った いい
流れを継続できるか?
男子81㌔級では代表最年少の中井貴裕が強豪揃いの階級で どこまで活躍
できるか、若いだけに勢いに乗ると面白い。
柔道は上野・中井共々とりあえず好調でベスト8まで勝ち進んでいた。
ところが上野は苦手にしている丁ダウンから攻めまくられ寝技に持ち込んでも
劣勢になった結果2枚目の指導を受けてポイントでリードされると、そのままズル
ズルと時間だけ重ねて優勢負け。
中井も3回戦で昨年世界選手権3位のトマに勝ったまではよかったがベスト8で
前回金メダルのビショフに腕ひしぎで一本負けし、敗者復活戦では第1シードの
ギルエイロに勝ったものの3位決定戦でロシアのニフォントフに合わせ技一本
で敗れて今大会男子で初めてメダルを逃した。
上野は敗者復活戦でオランダのベレブールトセに終了間際にポイントを挙げて
3位決定戦に進みモンゴルのツェデブスレンに勝って3位のキープには成功した。
競泳は午前中の予選で末永・北島そろってSファイナル進出し、今シーズン1位
タイムを持つ女子200mの星奈津美もSファイナル進出を決めたがエースの
松田不在で臨んだ男子800mリレーでは全体の9位でファイナル進出はならず。
女子サッカーはグループステージ最終戦。
勝ち抜けが決まっている日本と敗退が決まった南アフリカとの試合で日本は
メンバーを入れ替えて臨み0-0で引き分けた結果ブラジル相手のベスト8と
いう事になった。
途中から佐々木監督は引き分けOKの指示を出したそうで中2日のインター
バルで6試合をこなすだけでなく会場を移動する事などを考慮すれば当然の
策だろうと思う。
女子体操団体戦では床などでミスが相次ぎ平均台と合わせて最下位発進
だったが跳馬と段違い平行棒では盛り返して順位自体は8位と変わらなかった
ものの、何とか面目を保つ事ができた。
一方卓球は個人戦の女子で福原愛はQファイナルで敗退したものの石川
佳純は1ゲームを失ったあとに4ゲームを連取して史上初のSファイナル進出
を決め、ここで敗れたが銅メダルをかけた3位決定戦に臨む事になる。
そして迎えた競泳のファイナル。
4コースからスタートした松田はフェルプスをしっかりマークすると徐々に追い
上げて勝負の残り50mで猛烈に追い込んだのだが、最後の10mをきった
ところで追いきれずに南アフリカのチャド・レクローから刺されて3着の銅メダル
に終わった。
また女子200mバタフライの星と男子200m平泳ぎの北島・立石はファイ
ナル進出を決めたのだった。