ドジャースが破産申請=球団経営悪化で―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース
先週末にNHK-BSのMLB中継でドジャース-エンゼルス戦のフリーウェイ
シリーズが中継されていたのだが、交流戦の人気カードにも拘らず客足が鈍い
ので実況したアナウンサーが‘まだ試合開始間もないですけど、もう少ししたら
詰めかけるのでは’と言っていたら‘いや今ドジャースはオーナーの球団資金の
私的流用問題などでもめてまして、ファンからも見放されているので そんなに
入らないでしょう’と解説の村上雅則が語っていた。
たしかに初戦だけでなく黒田博樹が登板した2試合目も週末のデーゲーム
だったにも拘らず空席だらけというのが画面を見ても分かる。
‘まるで某芸人ボクサー兄弟の試合並みだな’と思っていたのだが・・・・
ドジャースのフランク・マッコート オーナーのスキャンダラスな話を詳しく知った
のは李啓充氏のMLBコラムを読んでから。
この話題は今日のスポニチでも二宮清純のコラムでも扱っていて、もはや野球
好きの間で話題になっているようだ。
面白いのがドジャースファンの反応。
当然のようにドジャースタジアムは閑古鳥が鳴いていて多めに見積もっても
3割ほどに過ぎないらしい。
つまりファンは球団の金をオーナー夫婦が贅沢三昧に耽るために使っていた
という事を知って‘あいつがオーナーをしている間は絶対試合を見に行かない’
とボイコット運動をしているらしい。
これは素晴らしい事である。
翻って日本。
野球に対するリスペクトやファンに対する愛情もなく球団を私物化して自らの
儲けのためのみに不法所持している国賊オーナーがいるし、福岡でも以前チーム
リーダーを国賊オーナーのチームに無償トレードしてヒンシュクを買った事があった
のだがファンが彼を懲らしめるために観戦ボイコットをしようという動きはない。
こういうファンに対する背信行為をすればファンも観戦ボイコットに出るなど
すれば厚顔無恥なオーナーでも 幾らか堪えるのではないかと思ったりするの
だが・・・・
思い出したくもない一部のオーナー達が自分達の儲けを確保するために画策
した04年の球界再編騒動の火種は今でも燻っているのが現状だが、これから
少しでも こういう動きが出たらファンは一斉に声を上げて阻止しないといけないし
観戦ボイコットをしてでも抗議する必要があるだろう。
プロ野球は球団オーナーの持ち物
ではないのだから!