楽しみな岩佐亮佑のウズベキスタン遠征


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/sports/kyodo_nor-2021031601002358

 先日IBF:Sバンタム級暫定王者の岩佐亮佑が、4月3日に正規王者
でWBA王者でもあるムロジョン・アフマダリエフとの統一戦を敵地
・タシケントで行う事が発表された。

 正規王者アフマダリエフはリオ五輪バンタム級銅メダリストで、
久保隼にストップ勝ちし岩佐からタイトルを奪取したテレンス・ジ
ョン・ドヘイニーにも勝っているダニエル・ローマンに判定勝ちし
た強敵だ。

 そのアフマダリエフと敵地タシケントで対戦するのだから岩佐に
とって厳しい状況だし通常の感覚なら、せめて日本で戦えれば的な
雰囲気が以前ならあったかもしれない。

 しかし今回の戦いは個人的には大いに楽しみなのだ。

 というのも岩佐自身は世界初挑戦はイギリスだったしタイトルを
失った後の再起戦はロス、そして暫定タイトルを奪取したマーロン・
タバレス戦はニューヨークと海外での試合慣れしている事。

 長身でリーチも長いアドバンテージを持っている岩佐だが距離を
取って戦うスタイルのため、ややもすれば消極的な戦い方をすると
言われ実際に前回の王者時代にはエルネスト・サウロンとの初防衛
戦やタイトルを失ったドヘイニー戦は消極的な戦いぶりが目に付い
たのも事実。

 かつてWBCフライ級王者だった大熊正二は国内では消極的な写真
判定ボクサーといわれていたが、タイトルを奪回したソウルでの朴
賛希戦は素晴らしい試合をしていたように岩佐もその部類かもしれ
ない。

 海外での試合の方が伸び伸びやれると大熊は語っていたが岩佐も
海外での試合の方が出来がいいわけで、最近は上海で鄒市明からタ
イトルを奪取し中国での防衛戦を行っていた元WBOフライ級王者・
木村翔のように海外を得意とする選手も出てきている。

 確かにアフマダリエフはアマチュア上がりのテクニシャンだけで
なくダニエル・ローマンにも打ち勝つなど、フィジカルの強さも併
せ持つし岩佐が苦手といわれたサウスポーという不利な要素は満載
なのは事実。

 だがタバレス戦のようなできならば勝てない相手ではないし今の
Sバンタムは強豪揃いなので、勝てれば更なるビッグファイトが待っ
ているのだから何としても勝って凱旋して欲しいものだ。

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