7月7日は北斗星司と南夕子の誕生日

 今から40年前の今日OAされたのがウルトラマンAの14話・銀河に散った
5つの星。


 前週にOAされた13話・死刑ウルトラ5兄弟の後編にあたりウルトラ兄弟の武器
を奪った
エースキラーとのゴルゴダ星での戦いや、北斗星司に特攻を命じる高倉
司令官の非道
ぶりに その司令官を叩き出す竜隊長の姿がカッコいい。

 とはいえこのEPで判明するのがエースに変身する北斗星司と南夕子の誕生
日が7月
7日の七夕だった事。

 思えばウルトラマンAが他のウルトラと違うのは当初は男女合体変身だったと
いう事で
それだけでも異質なのだが、子供心に考えていたのは2人の関係。

 単なる防衛チームの仲間だけで済むのか?と思ったし実際ウルトラセブンで
最も印象
深いのがモロボシ・ダンとアンヌの別れだったので北斗と南が そういう
関係になるのか?
などとも考えていたが、とはいえ子供番組で そこまでは・・・・
とも思ったりしていた。

 それが このEPのラストでTACの隊員達は2人の誕生日が七夕という事で誕生
パーティーを
やるのだが、この時に2人の事を‘兄妹のよう’と言い‘私達は一体
何なのかしら?’と
南は北斗に言うシーンが意味深だ。

 もっとも5話のアリブンタ編では北斗は南に買い物デートに誘われて荷物持ちを
させ
られているのだが、このEPの脚本は上原正三で19話のブラックサタン編でも
南が‘デートに
誘ってくれた事なんて一度だって無いじゃない’というセリフまで北斗
に言っているので
南夕子は北斗に対して恋愛感情があったのかもしれない。

 一方の北斗は南夕子が月に帰るルナチクス編で妹的な感覚で接していたような
のだが、
これが子供向け番組で変身する者同士が恋人同士にしてしまうと・・・・と
いう配慮もあった
のだろうが、2人の誕生日が七夕だったからか本当に織姫と彦星
のような関係になって
しまった。 

 ちなみにウルトラマンAの世界を作ったのは故・市川森一だが市川氏は今回の
EPを最後に
最終クールまで降板してしまうため南夕子が月の人間だったという事で
2人を別れさせる
結末に ついてどう思っていたのか?氏が降板しなければ2人の
関係は どこまで進んでいた
のか?市川森一氏が亡くなった今、それは永遠の謎に
なってしまったわけだ。

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