日本、開会式の行進「選手が先、役員が後」 批判に対応
今日から平昌五輪が本格的に開幕した。
今回は韓国開催という事で08北京以来10年ぶりに時差のない
五輪だから、夜更かし&早起きによる睡眠不足とは無縁の大会に
なっている。
とはいえ予想通りアメリカで人気競技のフィギュアスケートは
午前である10:00スタートになっているのに対して、ジャンプは
21:30開始でスピードスケートも20:00開始など20年前の長野の
時とはずいぶんスケジュールが変わっている。
特にジャンプなどW杯でも夜の開催が主流になっているので、
選手達には悪くないだろうがスキー競技への関心のない国民を動
員しても盛り上がるかどうか懸念される。
さてメダル獲得予想だがスノーボードなどW杯の実績がアテに
ならない種目があるし、もともとウィンタースポーツは当日の気象
コンディションなどの要素が大きく左右するケースが多いので長野
の時のような明確な予想はしづらい。
とりあえずスキー・ノルディック複合の渡部暁斗やスピードスケ
ートの小平奈緒に高木美帆、チームパシュートにフィギュアスケー
トの羽生結弦か宇野昌磨らは色はともかくメダルには届くだろうか
ら7個はいけると思う。
後は今シーズン今ひとつの高梨沙羅や伊藤有希ら女子ジャンプに
女子フィギュアの宮原知子、男子モーグルの堀島行真や平野歩夢ら
のスノーボード勢を加えれば長野以来の2桁メダルは十分可能では
ある。
ただし日本は決してウィンタースポーツ大国ではないし34年前の
サラエボでは北沢欣也が銀メダルを獲得した以外の入賞者はゼロで、
42年前のインスブルックではメダルはおろか入賞者もゼロといった
大惨敗を喫したという歴史を忘れてはいけない。
という事で少しでも日本人選手達に幸運がある事を祈って観戦し
ようと思う。