祝!高橋大輔 日本男子初の世界選手権優勝

高橋が日本男子で初優勝 フィギュアの世界選手権(共同通信) - goo ニュース  

 今朝トリノで行われたフィギュアスケート世界選手権の男子シングルフリー
でSPを1位通過したバンクーバー五輪の銅メダリスト・高橋大輔が素晴らし
い演技で見事に優勝。
 フィギュアスケートの男子選手としては日本人初の世界選手権優勝者と
なった。

 バンクーバーの金メダリストのエバン・ライサチェクや銀メダリストのエフゲ
ニー・プルシェンコが欠場していたとはいえ、素晴らしい快挙である。

 4年に1度の五輪が終わって1ヶ月ちょっとのインターバルで行われる世界
選手権は、五輪のメダリスト達にとっては燃え尽き症候群になりがちのため
通常なら欠場したりパッとしなかったりする。
 実際に織田信成はSPで全てのジャンプに失敗しフリーに進めなかった。 

 一方でメダルを逃したメンバーはメダル奪取に燃えて臨むのでバンクー
バーの金・銀メダリストが不在でも勝つのは容易ではない。
 特に今回の五輪は誰がメダリストになってもおかしくないメンバーが8人
以上揃っていたし、パトリック・チャンやブライアン・ジュベールらは出場して
いるのだ。 

 そして今回の高橋は回転不足と判定されたとはいえ五輪で失敗した4回転
トーループより難しい4回転フリップに挑んで着氷には成功しているし、最終
的に五輪の金メダリストのライサチェックが出したスコアより0,03上回る
257,70の今シーズン世界最高スコアでの優勝は大いに価値がある。

 更に五輪で論争になった4回転問題でも‘男子フィギュアスケートで優勝
するには4回転ジャンプが必要’という指針を作ったという事も評価できる
だろう。

 佐野稔が東京で行われた77年の世界選手権で3位に入り、初のメダルを
獲得した時から33年目の快挙で 当時を知る私にとって‘こんな時代が来る
とは’と感無量の世界選手権優勝だった。

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