横綱・白鵬、30回目の優勝決定では あるが

白鵬、史上3人目V30=大相撲名古屋場所千秋楽(時事通信) - goo ニュース

 今年の大相撲名古屋場所は横綱・白鵬が千秋楽に日馬富士に勝ち
30回目の優勝を飾った。

 とはいえ9日目に琴奨菊が敗れて全勝でトップに立ちながら11日
目に豪栄道に敗れて一旦並んだ後、琴奨菊との1敗対決に勝ちトッ
プに立ったものの13日目に稀勢の里に敗れ2敗で並ばれる中で千秋
楽に琴奨菊が豪栄道に敗れ白鵬が日馬富士に勝っての優勝決定と
意外に手こずった形だ。

 10年に63連勝するなど無人の野を行くような強さを誇った白鵬も
昨年の夏場所を最後に全勝優勝はないので、丸1年 必ず負けている
という事になる。

 それが意外に目立たないのは毎場所 中日から10日目までは全勝で
クリアしているという事。

 つまり中日から10日目まで全勝ではいくものの終盤の上位陣及び
生きのいい若手力士相手に星を落とすケースが多いのだが、肝心の
優勝争いをするライバル力士達が10日目までに星を落としている事
から事なきを得ている感じだ。

 現在30回の優勝を誇る白鵬が大鵬の持つ32回の優勝をクリアする
のは時間の問題とは思えるのだが、やはり易々と達成されるというの
は他の力士達が不甲斐ないという事でもある。

 こういうデータを見ると白鵬も無敵ではないし、年齢的な衰えが
あるというのも分かる。

 だから日馬富士や鶴竜に稀勢の里ら上位力士達は少なくとも下位
力士と対戦する中日までは取りこぼしをしないようにしなければなら
ないし、全勝で付いていけば終盤に逆転できるという事を心の拠り所
として頑張ってもらいたいものだ。

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
また賜杯は白鵬の手に(´。`)・・ツマンネ☆ (なにわのヒバゴン)
2014-07-28 01:46:23
白鵬ですが仰る通り一時期のような‘無敵’ではなくなりつつありますね。鶴竜はまだ綱の風格が備わってませんし日馬富士ももう先が見えたように感じます。ゆえにどの力士にもチャンスが転がってるんですよね。豪栄道がようやく万年関脇の地位から待望の大関昇進が叶いそうで大阪民として本当に嬉しい限り。白鵬に連勝したことからも地力の高さは十分ですし、次は初優勝、さらに待望久しい日本人横綱へと着実に上り詰めて欲しいものです。もう一人のナニワっ子、勢にも殻を破ってもらいたいですし、何をおいても稀勢ノ里が早く綱を締めないと(遠藤はまだ型が出来てませんね)。。。毎場所放送席でボヤく北の富士さんも完全に呆れてます(笑)アナウンサーは仕事ですから触れないわけにはいけないんでしょうが、白鵬のストップ・ザ・一番手の話題を封じるくらいの大躍進を見せてもらいたい今日この頃です☆
 
 
 
稀勢ノ里より遠藤 (こーじ)
2014-07-28 23:18:53
>なにわのヒバゴン様
 もはや日本人横綱には稀勢ノ里よりも遠藤の方に期待しないとダメでしょうね。

 稀勢ノ里は自分の型に拘りすぎで融通が利かない取り口になってますから、学生横綱になった取り口の柔軟性がある遠藤あたりでないと厳しいのでは?

 名横綱・大鵬は識者から現役時代に‘型がない’という
批判に対し‘型がないのが自分の相撲’と主張していましたからね。

 自分の型に拘り過ぎると、型を無視するモンゴル勢には勝てませんよ。
 
 
 
待たれる日本人横綱&優勝力士(^∧^)神風さんの解説好きでした☆ (なにわのヒバゴン)
2014-07-29 00:54:36
確かにそうですね。ただ古い例ですが輪島も北の湖も千代の富士も基本‘型’は備えていたように思います。時には立ち合いに張り差しや半身、変化も見せましたが各々の取り口は概ね一貫性があったのではないでしょうか(観戦歴が長いだけで相撲についてもド素人の私ですが(笑))。大鵬はリアルタイムで見ていませんが氏の仰る通り流れにとらわれない万能型というイメージ。期待の遠藤がどんなスケールの大きい名力士へと羽ばたいていくのか旧態依然の角界を変える活躍を期待したいですね。白鵬の最多優勝回数記録更新がほぼ確実になってきましたが、将来的には日本人力士が威信を取り戻しその記録を抜き返して欲しい。。。大相撲はモンゴルの国技ではないんですからね‥☆  
 
 
 
問題は (こーじ)
2014-07-29 22:58:57
>なにわのヒバゴン様
 問題は型を作ったその後でしょう。

 つまり同じ型で戦い続けると特に三役以上になれば研究され尽くしますから、そこからいかに進化させるかというのが大事になります。

‘得意の型になれば絶対に負けない’から‘得意の型を
囮として使う’ぐらいのクレバーさが必要でしょうね。

 ファイティング原田がジョー・メデルとのノンタイトル戦で敗れてから、代名詞だったラッシュのみの戦法を捨てアウトボクシングを主体にしたメリハリをつけるスタイルに変わりましたので まず型は大事ですがそれに縛られるのはもっと悪いという事でしょう。
 
 
 
エリートでもなかった白鵬のジャパニーズドリームぶりには脱帽です(^.^)ノ (なにわのヒバゴン)
2014-07-30 01:34:32
なるほどファイティング原田氏が当初はラッシュ一辺倒。。。納得しました(笑)リングネームからして何でアウトボクシングなんやろ?って夜も眠れませんでしたから(^^)やはり基本はファイターで後年スタイルを徐々に変化させたわけですね。原田さん現在のお姿でも器用(テクニシャン)な雰囲気がしないのは生来のキャラなんでしょうか。相撲力士は型があるようで実はない(臨機応変に対応しないと生き残れない)のが‘正解’なのかも知れませんね。あの寺尾が両まわしを引いて寄り切ったり、麒麟児が吊り出しで勝った一番も目の当たりにしましたから(レアですよね)。野球においても山田久志がストレート中心からシンカーを決め球に、鈴木孝政や草魂啓示、江夏らも晩年はモデルチェンジしてました。プロレスのジャンボ鶴田も20代の頃はやたらとジャンピングニーパッドを多用してましたが全盛時はバックドロップが威力を発揮。これも彼のプロとして一つの境地に達した証なのかも知れませんね。‘型がないと大?横綱にはなれない’神風氏や玉の海氏の解説、北出、杉山、向坂アナウンサーの時代に私はそう植え付けられたのかも。。。北の富士や舞の海氏の解説はビール片手に楽しく(^^)聞いていますけどね‥☆
 
 
 
型不要論ではなく (こーじ)
2014-07-30 22:50:25
>なにわのヒバゴン様
 型は大事ではありますけど、拘り過ぎると失敗すると考えてます。

 02日韓W杯でトルシエジャパンは他チームより明らかに高い位置取りのDFラインを敷いてましたが、初戦のベルギー戦で2列目の選手が飛び出すシステムに苦戦してから
2戦目以降は守勢に回ったらDFラインも下げるというスタイルに切り替え連勝しました。

 だから型を一旦作ったら今度はそれの応用にならないといけないのですが、稀勢の里らは型に縛られ過ぎるわけですね。

 ちなみにファイティング原田はバンタム級で防衛に失敗した後にフェザーに上げたのですが、ここでは一撃で倒すパンチャースタイルに変貌してましたよ。

 だから長続きしたのですね。
 
 
 
 
日馬富士も応用の欠如で行き詰まってますよね(^^)☆ (なにわのヒバゴン)
2014-07-31 12:30:11
ファイティング原田さん凄いですね。概念として階級を上げると長谷川のようにパンチ力が懸念されるのですが、パワーアップ出来るところが偉大ですよ。あれだけ強かった具志堅もフライ級では戦えないと新設のJフライに転向?したようですから如何に拳闘界が厳しいかが窺えます。ちなみに渡辺二郎の全盛期ならバンタム級でも十分世界を狙えたと私うのですがどうでしょうか?彼は巧妙な上にドツき合いにも強かったですから(^^) ホントに稀勢ノ里ほど不思議な力士はいませんね。白鵬には滅法強い(最近は?)のに下位力士に対してあっさりと土俵を割ったり這ったりするんですから。。。型の拘りすぎもあるでしょうが、格下に‘勝たないといけない’というプレッシャーにより我を忘れているようにも写ります。横綱相手なら負けてもともとの一種の開き直りで当たれるのかも知れませんね☆
 
 
 
稀勢ノ里は (こーじ)
2014-07-31 22:13:02
>なにわのヒバゴン様
 ファイティング原田は階級を上げる事によって減量苦が緩和されたからこそ、パンチ力をアップできたようですね。

 長谷川の場合は相手陣営からの誘いに乗ってフェザー級転向第1戦が世界戦になってしまいましたので、本来なら2年ばかりかけて世界戦に臨むべきでしたね。

 稀勢ノ里についてはプレッシャーに弱いのではなく、取り口が一本調子でピッチャーが常に150㌔を投げているようなもののようです。

 つまりメリハリがないわけですね。
 
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