‘アマレス’ではなく‘レスリング’でいいのでは?

 日本がオリンピックで多くのメダルを取る競技の1つにレスリン
グがあるのだが、このレスリングは通常アマチュアレスリングと呼
ばれる。

 アマレスの対義語はプロレスリングという事になるのだが通常の
パターンならアマよりプロの方がレベルが上かと言えばさにあらず、
プロレスラー達が五輪に出場してもメダルを取るのは難しいのが実
状だ。

 実際ジャンボ鶴田こと鶴田友美はミュンヘンで馳浩はロスで中西
学もバルセロナで3人とも連敗しての敗退だから、本来ならば‘五輪
でメダルに届かなかったのにプロで活躍できるのはレベル云々’と言
う声もあるはずが全くないのはプロとアマが全くの別競という事。

 つまりアマレスは完全な競技レスリングなのに対してプロレスは
ショーレスリングという事になるわけで、観客を楽しませるための
ものになっているのが特徴だ。

 つまり観客を楽しませる事など考えずに勝つ事のみに集中するア
マレスと、観客を楽しませるためのショーに徹するプロレスという
棲み分けができているのが周りから理解されている。

 ちなみにアマが競技系でプロがショーという価値観で動いている
他の競技としてフィギュアスケートが挙げられる。

 フィギュアスケートではアマがショースケートに行くための登竜
門的な位置付けになっており、だから五輪などでメダルを取ってプ
ロに転向するケースが多い。

 ただ最近の多くの競技はプロにならないとトップレベルで戦えな
いのでプロレスがショーという要素を考えれば、アマレスは普通に
‘レスリング’や‘競技レスリング’という呼称にした方がいいのではな
いかと思ったりする。

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