ウルトラマンAがZに客演したのは

 ウルトラマンZの19話はウルトラマンAがゲスト出演しただけで
なく、北斗星司を演じた高峰圭二が声を演じるなど大いに話題に
なった。

 もともとエースの声は会話する時は今は亡き納谷悟朗氏が演じ
ていたのだが、既に亡くなっている事から北斗を演じた高峰氏が
演じたわけで正しく北斗=エースという感じになっている。

 今回のEPにエースがなぜ登場するのかというのが話題になった
だけでなくZがエースの存在を知っていたのはエースがZの名付け
親という事が分かり、考えてみればエースがAでアルファベット
最初の文字なのに対してZは最後なので戦いを終わらせる最後の
勇者になれという事になるようだ。

 19話のサブタイトルが最後の勇者というのはエースのZに対す
る願いという事になるのだが、今回のEPでは切断技だけでなく光
線技のレパートリーも豊富だというエースの魅力が満載だった。
 もっとも切断という描写は最近のTVコードからすると難しい
ようなので光線技を中心にしたのだと思うが、見方によっては
あれだけの光線を受けながらも倒せないバラバの凄さも分かる。

 オリジナルのバラバはゴルゴダ星でウルトラ4兄弟が囚われの
身になっているシーンをエースに見せる事により1度はエースを
敗北に追い込むのだが、どうしても後編でゴルゴダ星から戻った
エースに圧倒されたというイメージから今ひとつ影が薄かったの
も事実。

 今回はバキシムの如く空を割るイメージで異次元の壁を破って
出現し、最後はエースキラーの如くスペースQならぬスペースZ
で倒されるという結末を見るとオリジナルの超獣達の要素を受け
継いでいるといえるだろう。

 またベロクロンの復讐で北斗に対して女ヤプールが言った怨念
を込めたセリフや、巨大ヤプールが倒された時のセリフも登場す
るしヤプールの怨念が集約されてバラバになったという事も分か
る。

 怨念などのマイナスエネルギーが超獣化するというのは80など
でも引き継がれているし、それらと戦うのはウルトラマンでもセ
ブンでもなくエースが相応しいという事になるのだろう。

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